こんばんは。清田羊です。

今回はちょっと爬虫類が苦手な人にはヘビーな内容でしたけど、大丈夫でしたか？
えっ、へびだけにヘビー？
何のことかよくわからないので、さっそく第二回、書いて参りましょうか！

●食べられちゃうあなたへ捧げるせめてもの気持ち。

そうですね。ほのぼのファンタジーの中で突然でっかいカエルに食べられちゃうなんて、なんてかわいそうな彼。

そら、叫びたくもなるよね。
もちろん、名前なんてありゃしません。
だって、食べられちゃうんだぜ？

とはいえ、描いてる立場からすると、脇役にでも愛はあるわけでして。
下書き段階では、彼こんなでした。

テーマとしては「偽の卵を売りつけてくる怪しい人」。
にやにや笑ってるガリガリのアラブ系か、お調子もんのアフロマンか…。
どちらにしても、何となくキボーっぽい。
そうなんですよ、キボーがまさにさっきのテーマそのものなんですよね。
この後、キボーがカエルの餌になるかどうかはさておき、彼はぱくっといかれるわけですから、キャラかぶりしようとどうでもいいかなーとも思ったんです。
でも、もう少し何とかしてあげたくて、本編のような姿になりました。
一見、大人しそうに見えるけど悪い男。ですね。
うまくいったかな？さようなら、かわいそうな人。

●吹き出し下の原稿です。

吹き出しがないと、こんな感じです。

僕の漫画は、ちょっと大きめの文字で書いてますので、結構絵が隠れるんですよね。
でもまあ、そうすることで、長ったらしい台詞を避けるようになりました。
すきっと、端的に。
そうなっていればいいなーと思ってます。

あ、そうそう。
でっかいカエルのモデルは「バジェットガエル」というカエルです。
タピオカガエルともいうのかな？
あんまり詳しくはないんですけど、愛嬌のあるカエルです。
タピオカブームだし、のっかってけばいんじゃね？

てなわけで。今回はここまでです。
ではでは。

清田 羊