古楽器奏者の夫は、チェンバロの演奏家であり、またチェンバロを作っている。

ノルウェー留学中に師事していた先生も、演奏家であり楽器製作者でもあったそうで、作ることは意外と当たり前のようだ。

最初は、「イタリアンタイプ」を何台か製作し、A3サイズの小さな「こどもチェンバロ」を考案し、「ルネサンスチェンバロ」と名付けた机におけるタイプのチェンバロも作っている。

ちなみに、大きい方が「イタリアン」。手前のちっちゃーーーいのが「こどもチェンバロ」。絵は私が役得で描いています。「ルネサンスチェンバロ」はこちら。

さて、そんな夫が、最近、YouTubeを始めたのだ。

コロナでコンサートができない日々を送る中、チェンバロ製作に精を出していたんだけど、作っているだけではいけない、ここは発信しないと！ということで。。。

そのYouTubeが、とにかくニッチ。

チェンバリストの山暮らし　ハルさんです。
小さなチェンバロをDIYしよう。
一人で持ち運べる小さなチェンバロ、欲しいと思ったことはありませんか？

と優しい口調で話し出す夫。

「ないわーい！」とツッコミが入りそうですが、、、。

材木の製材から始まり、鍵盤を作り、底板を貼り、響板を作り、、、

シリーズは着々と進んでいきます。
彼は本気で作る人がいることを信じて、その人に本気で語りかけています。
そして「作ってみようかな」というコメントを書いてくれる方も現れ！ニッチな世界は深い。。。

完成まで見届けようと思います。

皆さんもよかったら、ぜひご覧ください。
こんなこと、本気でやっている人間がいるんだと、出会ってください。

そして
チャンネル登録もよろしくね！（笑）