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【平和の敵は平和運動】折り鶴折ったり、死んだふりしたり、太鼓叩いて祈れば平和がくるのか?


ぼくは基本的に、平和運動は否定しましません。戦争体験者からその悲惨さを聞くことも意味があると思っています。ぼくの親は戦中派でした。
ですが千羽鶴折ったり、ダイインしたり、鐘や太鼓を叩いて大騒ぎするというのは所詮情緒の話です。

我が国では「平和主義」というのはこの手の情緒に特化した人たちの運動家や運動がその殆です。ですがそれは宗教です。神様にお願いすれば願いが叶うというのと同じです。

そして彼らの問題は戦争の悲惨さを嘆き、「お気持ち」を表明することが唯一絶対の平和への道であるかのようにいいます。しかもそれが政治家にまで少なくなくいます。

そうでしょうか。

例えば健康になりたいなら病気や怪我についての知識がいるでしょう。医師はもちろんですが、患者の側だって、普段から病気や怪我をしないように気をつける必要があり、それには怪我や病気に対する知識が不可欠です。
例えば甘いものや脂っこいもの、アルコールを鯨飲馬食していれば病気になる率はたかいでしょう。怪我をしたときに自分や周囲の人間が適切な処置ができれば軽度の被害で済むでしょう。それに医者と話すにしてもある程度の医学知識があったほうが有用であることは論をまたないでしょう。

ですから健康になりたいのであれば、病気や怪我にたいする知識は必要です。

これを平和に置き換えてみましょう。平和を欲するのであれば戦争や軍事に対する知識が必要です。防衛費を下げたいのであれば、その効率的な使い方を提案するためには戦争と軍事に関する知識や見識が必要です。

ですが千羽鶴折ったり、ダイインしたり、鐘や太鼓を叩いて大騒ぎしても平和には直接寄与しません。無論平和を願う気持ちの涵養は必要でしょう。
ですが「お気持ち」だけで平和になるなら誰も苦労はしません。

軍事や戦争に関する知識は広範囲かつ膨大です。軍事史や戦略、戦術、安全保障、軍事技術、経済安全保障など多岐にわたります。そして政治、経済、外交、科学技術、文化など隣接す分野に対する見識も必要です。

オスプレイやイージスアショア、防衛費増額に反対ならぼくの記事や本を読めよ、お前ら(笑

オスプレイ反対! アショア反対!とシュプレヒコールを上げても当局は痛くも痒くもありません。アレな人たちが騒いでいますね、みたいな話で終わります。むしろ費用対効果が悪いとか、自衛隊の運用にあっていない、導入の経緯が不透明だ、法的に問題があるなど、エビデンスを挙げて反対すべきです。

そのような努力を「平和運動家」の方々は大嫌いです。平和が好きだから大嫌いな戦争や軍事を知りたくないのでしょうが、あえて誤解を恐れずにいえば、お前ら黙っていろといいたいです。

情緒のみで平和や戦争を語ることは極めて危険です。ところが平和都市宣言などをする自治体では「はだしのゲン」は置いてあっても、ミリタリー・バランス平和研究所の年鑑、ジェーンズの年鑑など現代の軍事を検証するのに必要な書籍を置いていません。
これらは非常に高価ですから個人で揃えるのは難しいです。であればなおさら公共の図書館が揃えるべきです。同じタイトルのベストセラーを何十冊も購入して本屋の営業妨害をするよりも遥かに必要なはずです。

繰り返しますが平和を望むのであれば、戦争と軍事に関しての見識を深めるべきです。
それが嫌いで平和念仏唱えるのであれば自宅や身内でやればいい。オナニーは公衆の門前で行うべきものではありません。

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