防衛費上げる前に、防衛省の乱脈予算の是正と、人間のクズ安倍晋三の悪事の解明と自民国防部会の自己批判が先。


防衛予算増体の前にやることあります。

装備品、購入費超す維持費 見積もり甘く、最大5倍 防衛省
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15455923.html
>防衛省が指定する航空機などの重点装備品の費用を朝日新聞が調べたところ、16品目中12品目で廃棄前までにかかる維持費が購入費を上回り、最新鋭機では最大5倍近くにのぼっていた。見通しの甘さなどから維持費は膨らみがちで、現場では運用に支障をきたすケースも出ている。


>朝日新聞が分析したところ、購入費と維持費を比較できるのが16品目で、うち12品目は維持費が購入費を上回った。
>具体的には、遠隔操作で飛行して地上などの情報を集めるグローバルホーク無人偵察機4・81倍▽相手の電子機器を妨害して無力化するスタンド・オフ電子戦機4・57倍▽F35B戦闘機3・34倍――などだ。
>米国製のグローバルホークの場合、3機の購入費は613億円である一方、維持費は20年間で、2951億円かかる見通しだ。予備部品のほか、米国企業から技術支援を受けるのに816億円かかる。

 グローバルホークは全く不要でした。我が国が採用するならばオーストラリア同様に海洋型のトライトンの方でしょう。それも高高度を飛行するグローバルホークよりも、中高度を飛行するシーガーディアンなど、より安価な機体比較して保費用対効果、やりたいことに合わせた装備を調達すべきでした。
 グローバルホークで中国大陸やら朝鮮半島を領空侵犯して監視するんでしょうか?
洋上監視に不向きで、しかも既にブロック40が手に入るのに、ブロック30を導入。既に米空軍はブロック30の退役を決めています。米国が不要なものを買い上げて、米国のご機嫌を取ったのでしょうか。
 それに予算要求の初年度ですら運用部隊が不明という体たらくでした。
 しかもライフサイクルコストの見積もりは、どんどん上がってきました。


>2027年に運用開始予定のスタンド・オフ電子戦機は、4機の取得に1849億円を想定する。それに対し、30年間で予備部品だけでも5380億円かかる。まだ開発中のため、修理などの費用は未定となっており、コストはさらに増える可能性がある。

この機体ははじめにC-2の派生型ありきでした。C-2の調達予定機が30機から22機に減らされたからなおさらでしょう。
天下りした偉い人たちを食わせてもらっているし、今後も偉い人たちの天下りを受け入れてもらうためでしょう。それならば将官、佐官の定年退職者にひとり1億円ずつ配って、クズ装備を調達やめたほうがよほどいい。

こんなもの運用コストが諸外国の輸送機と比べても何倍も高いC-2よりも民間機を転用した方が良かったでしょう。例えば737、A320あたりでも良いでしょう。あるいはスペースジェット(旧MRJ)でも良かったでしょう。他の旅客機よりも高いでしょうが、空海自衛隊が電子戦機などとして、毎年数機ずつ調達して、10年で十数機買うならばその間に耐空証明を取ることもできはずです。更にAWACSの後継としてE-2Dのシステムを移植するという手もあったでしょう。であればそれは輸出も可能でしょう。E-2Dのシステムであれば、米海軍が定期的にアップデートするので海外市場も売りやすいでしょう。
また自衛隊という「国軍」が採用したことによって、セールスにも有利に働いたでしょう。

そういう発想がなく、天下り確保のために費用ばかりかかるクズを買ってしまったわけです。それが一時費用ならまだしも今後30年は高い維持費を払い続けることになります。

>スタンド・オフ電子戦機は今年8月の見積もりで当初計画から約2割、グローバルホーク無人偵察機は1割弱、増えた。
>現場では膨らむ維持費の予算を十分に確保できず、同じ装備品から部品を取り出して使い回すなど、急場をしのぐ事例も出ている。

もともと自衛隊は維持整備費に無関心でしたが、第二次安倍内閣以来、グローバルホーク、AAV7、オスプレイ、イージス・アショアなど自衛隊に不要な高額な米国製兵器を導入したために、もとから少ない維持整備費、訓練費、需品などの予算が削られて自衛隊は弱体化しました。

その旗振り役だった安倍晋三は日本人から搾り取ったカネを5千億円も北朝鮮にくれてやって日本の安全保障上の危機を増大させたコリアンカルトの手先でした。
「自軍」の最高指揮官が利敵行為を働いていた売国奴なわけです。安倍派、そして自民党の国防部会の先生方は、その売国奴が主張していた借金軍拡でGDP比2パーセントの防衛費増大を無批判にしていいでしょうか。
これって、実は借金軍拡で北朝鮮に有利になるような悪企みだった可能性だって否定できないでしょう。

 防衛予算の増額は安倍晋三の悪事と、防衛省、自衛隊の乱脈予算を見直してからでも遅くはないはずです。

■本日の市ヶ谷の噂■
最近の防衛医大の受験者数は減少、レベル低下が顕著で、医学部の各学年は80人の所、10人が留年生、との噂。


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