人を叱り過ぎると嘘をつかれる悪循環
職場で叱られたり、怒られたり、挙げ句蔑ろに、雑に扱われたりすると、
人間はその人に本当のことを言えなくなる。
これまで転職してきた中で、私の得た経験だ。
そもそもそうなる原因は何なのか。
一番の原因となるのはやはり、人間。
それも教える側の、雇う側の責任だ。
その職場では始めての仕事、
何もわからないのは当然。
何度も見て、聞いて、失敗して覚えていくのが人間だ。
だが、今の世の中はそうではない。
できて当然、分かって当たり前。
息苦しい世の中になったものだ。
それならそういう奴隷でも雇えばいい。
我々は労働者である以前に人間だ。
雇う側の、教える側のラジコンではないのだ。
経験を積み重ねたうえで、できるようになるのが人間だ。
それが1回でできる人間もいれば、1万回でできる人間もいる。
それを認められない会社や上司に不満が募った時に発動するのが、
嘘
それである。
本当のことを言えばどうなるか予想がつく。
どうせ言ったってまた怒られる。どやされる。
そういう人間にさせるのは、職場の人間のせいである。
入ってきた人間をどう扱うかで、
今後の自分の仕事も変わってくるのに、
それすら分からないに人間が上司だ、社長だ
鼻で笑ってしまう
一人で仕事でもしていろ
本来教育する人間を専属で雇わなければいけないレベルの
酷い会社があまりに多すぎる。
それで嘘をつかれ、その場をしのがれ、
あとになって大騒ぎ。
悪いのは嘘をついた人間か?
いいや、そうさせた職場が原因だ。
私も少ないが嘘はついてきた。
他の同僚や先輩もしているのを見てきた。
処世術として、嘘をつかざるを得ない世の中は
いくらなんで歪すぎる。
こんなくだらない嘘をつかなければいけない職場は
即刻職場の改善を外部から入れてもらったほうがいい。
新しく入った人間がイキイキと仕事ができ、
清々しく終業できるのが普通なのだ。
この日本の歪な社風は、
どんどん壊して生きやすい世の中になってほしい。
そう願いながら、今日ついた嘘を記憶から消そうと思う。
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