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みんな大好き石田彰さん ~緒方恵美さん編~

声優さんの間で話題の石田さん


声優の石田彰さんはなかなかイベントやラジオなど、表舞台に出演されないことで有名ですが、声優さんの話にはちょこちょこ登場されていたり

その中でも
石田さんとのエピソードが多いのが
「 緒方恵美さん 」

今回は、緒方さんと石田さんのエピソードをまとめてみました。
 
 




2012年


2012/08/24「スーパーダンガンラジオ 緒方恵美の絶望学園放送部」第5回

ゲーム「スーパーダンガンロンパ」のWEBラジオより
この回は色々と聴き応えのある話ばかりなのですが、お2人のやりとりがとても可愛いらしかった「メールのエピソード」をピックアップ
 

 
緒方「『今愛に行きます』っていう
   ドラマCDを録った時に、
   真面目にホントに共演者として
   感動したので…
   石田くんに”感動した”って
   メールを送ったんですよ


石田「ありがたいメールをいただきました!」

緒方「書くの時間かかっちゃったから、
   私が寝る時に送ったんだよね。
   そしたら…
   夜中の3時くらいに返信がきて…笑

石田「あはははっ 非常識だよね!笑

緒方「いやいや!笑 そんなことない!」
石田「夜中にさ~!笑」

緒方「私が送ってから
   3時間以上たってたからさ…
   3時間かけて石田くんは
   このメール打ったのかな?って。
  『僕は返事が
   なかなか遅いので許してください』

   って書いてあって。

   その長い返信を読んでさ……
   反省したんだよ、私… 

石田「はははははっ 笑」

緒方「こんな時間に
   送るんじゃなかったって!

   悩ませたんじゃないかって…」

石田「いや夜の7時8時とかにもらっても
   その時間かかって書いてるから!
   大丈夫!!笑」

緒方「すまないねぇ…笑」
 

おふたりの繊細さというか、相手を想う真摯な感じが伝わってくる素敵なお話。

 
 
 
 


2012/11/17「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qパンフレット」

劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のパンフレットにて、緒方さんから石田さんとの収録中エピソードが語られました。
 

劇場版収録中、サードインパクトの風景と大震災の風景が重なって見え、大きなショックを受けたという緒方さんのお話から…

緒方
「収録時期が丁度3月中旬で、TVで多く流れていた1年前の災害の映像の、とある街の風景と重なり『あれが自分の(シンジの)せいだとしたら』と想像した瞬間に、もう……。『うわーーーーっ』ってなっちゃって…。」

━━━ それはかなり厳しいですね

緒方
「ショックを受けてる私をみて、いつもマイペースな石田彰くんが、急に立ち上がって 『 オ、オガっちゃん、僕、コーヒー淹れてこようか? 砂糖とかミルクとか、いる? 』とか『 肩を揉もうか?今日は何でもしてあげるよ! 』とか急に言いだして(笑)

長年お仕事ご一緒させてもらってますが、普段絶対そういう感じのことを言う人じゃないんですよ彼は! いや、そういうマイペースなところが大好きなんですけれども(笑)

『 い、いや、大丈夫、ありがとう 』って返したんですけど、相当ヤバく見えたんでしょうね。 『 き、君がやったんじゃない、君じゃないよ。シンジだよ 』って(笑) 『 同じことだよ…… 』『 う、うん… 』って、2人でうつむいて終わったんですけど(笑) 優しいんです彼は。 」
 

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のパンフレットより引用

 
 
 
 


2016年


2016/02/29「ペルソナストーカー倶楽部 第24回」

「ペルソナストーカー倶楽部 第24回」
パーソナリティ:
磯村知美さん&マフィア梶田さん
ゲスト:緒方恵美さん


ペルソナ3に登場するワンコ・コロマルが大人気という話から…

緒方「劇場版ペルソナ3の舞台挨拶で、
   いかにコロちゃんが
   可愛かったかという話が
   でたところで
   あの石田彰先生が…
   『 僕は嫉妬している 』と」

磯村&梶田「えっ?!」

緒方「『 みんなコロちゃんを可愛がって
    僕は全然可愛がってくれない 』
と」

磯村「そんなことない!
   皆に愛されてる!笑」
梶田「そんな甘えん坊なんですか?笑」

緒方「そう、おっしゃるので…笑
  『 石田さん、
   貴方のことは皆大好きですよ 』
  みたいな話をしたんですけど。
  『 だって…コロちゃんが喋ると、
    女性陣が可愛い!
    とかいうじゃないですか…』
  みたいな話をしていて…
  楽しかったです♡」 
 
スタジオ(笑)
 

緒方「影時間ラジオを一緒にやっていて
   思うんですけど…石田くんが
   なんか一生懸命話してるときとか
   非常に可愛いなと思うし。
   アレが女子の…なにかを
   キュンっとさせる技なんだな
と思って」
 
スタジオ(笑)
 
緒方「ま、技っていうか…笑
   ご本人のままなんですけどね!
   このトークが引き付けるんだ…
   可愛いって言ってもらえるんだ
   って思って、
   毎回盗もうとするんですけど
   毎回失敗に終わる…笑」


劇場版ペルソナ3の舞台挨拶で北海道に行った話

緒方「石田くんは北海道が
   初めてだと言ってたし…
   飛行機もあまり乗らない人なんですよ。」
梶田「へ~」
緒方「現地でスタッフが美味しい北の幸を
   用意してくださってたんです。
   女性陣はすごい喜んでたんですけど、
   石田くんは1人渋い顔をしてて…
   『 僕は…生魚が好きじゃないから 』

磯村&梶田「わ~…」

緒方「『 じゃ、じゃあなんなら食べれる?
    カニはどう? カニ!? 』
   って言ったら
   『 カニは…ちょっと大丈夫、かな 』
梶田「ふふっ」
緒方「『じゃあ、君のところに
    カニをあげるよ』って言って。」
 


緒方「そしたら、ほぐしてあるカニの上に
   すんごい美味しそうなカニ味噌が
   びやっとかかってるのが
   お通しででてきたんですよ!」
磯村「うんうん」
緒方「1人一個?!みたいな量が出てきて
   石田くんに勧めて
  『 これ、食べれるかな? 』
  『 上にのってるのは、なぁに? 』

スタジオ(笑)

緒方「『 カニ味噌というものだよ 』…笑
梶田「んふふふ」

緒方「『 見ないの? 』って言ったら…
   『 ん、みない 』って。
   『 ダメそうな気がするけど…
    これつけると美味しいよ♡ 』
   『 … ホントに?』
   『 ダメだったら…
    "お母さん"が取ってあげるから… 』


梶田「 ” お母さん ”?!笑」
磯村「母親が誕生している!?」
 
緒方「『 ”お母さん” が食べてあげるから
    一回試してごらんよ』
   『 うん、わかった 』って食べて
   (もぐもぐ)
   『 カニは美味しいけど…
     これは…ちょっとなぁ… 』
…笑」

スタジオ(笑)

梶田「くくくっ」
緒方「『 じゃ、取ってあげる! 』って笑」
磯村「” ママ ” がそこで!笑」

緒方「石田彰くんって人は、
   嫌味な感じではなく女子がつい
   『それは私が助けてあげるよ!』
   と思わせてしまう
   なにかを発していて….。
   その時もそうなっちゃったみたいな

   …どうして私は石田彰の話ばかり
   してしまったのか!笑」

 
 
 
 
 


2023年


2023/11/22「緒方恵美の咆エールROCK!208回」

パーソナリティ:緒方恵美さん

緒方さんがパーソナリティを務めるwebラジオ「咆エールROCK!」にて、石田さんと再演される朗読劇『ラヴ・レターズ』のお話がでました。

緒方
「2014年にですね、
『ラヴ・レターズ』やらせていただきました。

アンディとメリッサという幼馴染が文通をしていて、その50年分のお手紙をお互いに読み合っていくというお芝居なんですが…。

本国(アメリカ)の原作家の方の司令でですね、
”お稽古は必ず1回しかできない”という風なことがありまして。
1回だけのお稽古で本番に望むという。

本番のお芝居も、大体ゲネプロ(最終リハーサル)やるんですが
『ラヴ・レターズ』の場合は、1幕しかやらないんですよ。 2幕からは本当にぶっつけでやるという感じで…。

昔、石田彰くんがですね、
PARCO劇場でバイトをしていたらしくって。

以前の公演では「アルバイトをしていた石田くんが戻ってきた!」という風な感じで…笑 PARCO劇場さんが温かく迎えてくれました。
 

石田彰くんとはですね、
いろんな作品でご一緒してきて。
いろんな関係を演じできたんですね。

お友達とか、上司と部下とか…
でも、いわゆるパートナーの役は
この『ラヴ・レターズ』だけ、なんですね。


それで、どうなることかと思いながら、
照れくさいのも半分あったんですけど…笑

10年前に起こった感情のひとつひとつが、
まだ自分の体の中に残ってる感じがして…。
すごく衝撃を受けた、そんな作品でした。


(2014年の公演が終わり)
アンコール3回終わってもお客さんが立たなくて…。
4回目に扉が開いてスタンディングオベーションになったっていう! なんかね4回あるのは、めずらしいらしくって…。


当時の演出家の青井陽治さんも「またぜひやりましょう」って言ってくださって。PARCO劇場さんから、その後何度かお誘いを受けたんですが、劇場の空きと私と石田くんのスケジュールが合わなくて。

そのうちに青井先生が亡くなってしまって…。 演出チームが変わったので、これはもう…やれないんだなって思っていたんですけど… なんか、今回10年ぶりにお声がけ頂いて、ね。

10年前に起こっていた瑞々しい感覚が、今の私達でどのような感じになるのかっていうのが、私達にもわからないんですけど。
以前のことを思い出しつつ、また新しい気持ちでですね、取り組んでいきたいと思います。」
 

2014年の事を思い出すように、ぽつりぽつりと静かに語られている緒方さんが印象的でした。

当時、PARCO劇場は客席が約450席とかなり小さく、チケットが本当に瞬殺で! 観劇された方のお話を聞くことができたんですが、朗読劇の最後の方では、緒方さんも石田さんも涙ながらに演じられていて…客席も涙涙で…本当にすごかったそうです。公演後、あまりの感動に拍手が鳴り止まなかったとか。
 


 
 


2024年


2024/01/24「緒方恵美の咆エールROCK!217回」

ラヴ・レターズ公演を終えられてからのラジオ
イベントの詳細はこちらの記事よりどうぞ

 
ラジオでは、公演当日の裏話と石田さんへの熱い想いを語られていました。ここでは石田さんの部分を抜粋してお伝えします。
 

 
石田彰くんという人は
演技の形を整えていくタイプの役者さんで。
台本の中から「その要素引っ張ってくるのか!」っていう大多数の人が気づかないポイントをしっかり掴みだしてきて…それをきっちり演ってくれるんですよ!

ものすごく安心感があるというか…
そこまでの深さを正確に当ててくるっていうのは、本当に石田彰さんしかやることができないと思っていて。


且つ、彼のすごい所はですね…
ファンの皆さんはもちろん
彼のことを嫌いなスタッフさんや
キャストに会ったことがないんですよね。
皆が…彼のことが好きで。


そういう風に周りに思ってもらえる
在り方でいる石田くん。
何を演っても品があって、
優しくて…色気があって。

そういう声の石田くんが…きっちり、ちゃんと作ってくださって。そこに居てくれたおかげで、結構自由に飛ばせていたっていうか。

石田くんじゃなければ、あんなに好き勝手に自分が飛べなかったので…。そういう意味でも、居てくれて…お互いに惹き合えるというのがあったんじゃないかなと思いました。

なんか、改めてですけど…
石田彰さんと芝居するのホント楽しいなと思いましたし、とても良い経験をさせて頂いて、すごい幸せだなって思ってます。
 

緒方さんと石田さんって、役者のタイプとしては真逆だと思っていて。そんなお二人が互いにリスペクトされてるのを見ると嬉しくなりますね。
 
 


 






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