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【アキュテイン経過】なにをしても治らない重症化ニキビを治す唯一の方法

なにをしてもなかなか治らない重症化ニキビ
長年ニキビに悩まされている方も多いのではないでしょうか。

私自身も、30代を迎えた頃から突如アゴ周辺にニキビが発生し、とても悩んだ時期がありました。
さまざまな治療法を試してもなかなか改善が見られない中、ある治療法に出会って、劇的に肌が綺麗になったんです。
その治療法が今回ご紹介する【アキュテイン】
今回は、アキュテインの効果や実際の肌の変化についてご紹介していきます。なにをやっても改善しないニキビに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

アキュテイン(イソトレチノイン )とは

アキュテイン

アキュテイン(イソトレチノイン )とは、中等症以上のニキビに対する内服薬です。ビタミンA誘導体であるイソトレチノインにより皮脂分泌の抑制、角化異常の正常化、抗炎症作用によりニキビを改善します。

副作用が強いとされ、日本では未認可の薬ですが、アメリカやヨーロッパでは,
1982年にFDAに認可され、既に40年もの間ニキビ治療薬として使用されています。
ちなみに、欧州ではイソトレチノインの内服は重症ニキビの第一選択とされているんだとか。

アキュテインを始める前の肌

私がニキビに悩むようになったのは、30歳になってから。
肌が荒れるきっかけは、おそらくストレスと環境の変化。

主に顎を中心にできはじめ、最初はできたら直って、直ったらまたすぐできての繰り返しでした。
そのうち、化粧でも隠せないぐらい顎全体にニキビが広がるように。
その時の写真がこちら。(2018年11月)

ニキビ

当時相当悩んでいたので、写真をほとんど撮ってなく唯一あった写真がこの2枚。
ニキビがあると、人の目が気になって外出したくなくなったり、行動や考え方までネガティブになったりと当時は性格がかなり暗くなってました(笑)

アキュテイン以外に試した治療法

アキュテインに行き着くまでに、大人ニキビに良いとされるものは皮膚科治療から美容医療まで色々試しました。お金もいくらかけたかわかりません。

【試した治療法】
・低容量ピル
・フラクショナルレーザー
・ケミカルピーリング
・イオン導入
・炭酸パック
・ディフェリンゲル
・ダラシンTゲル
・抗生剤
・肌断食

しかし、どの治療法も一時はよくなってもまた元どおり。
効果に満足できるものは、なにひとつありませんでした。

自然にニキビが落ち着くまで待つしかないのか...。と諦めかけた時に知ったのがアキュテイン。
アキュテインについてたくさん調べて、当時1番口コミが良く、かつ症例数も多かった【肌のクリニックさん】を受診しました。

【アキュテインの経過】効果はいつからでるのか

私は1クール(6ヶ月)お薬を飲み続け、今ではニキビは1つも出なくなりました。
記事を書いている現在(2020年10月)は、飲み終えて約2年経過しましたが、肌は綺麗なまま。
今では、あれほど荒れていた肌が嘘のように、ニキビとは縁遠い肌質になりました。

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リアルタイムで記事を書いていないので、ざっくりになりますがアキュテインを飲み始めていつ頃から効果が出てきたのか経過を書き起こしていきたいと思います。

飲み始め〜1ヶ月:好転反応が起こる

1週間が経過した頃から肌全体が乾燥する。
乾燥とともに肌に赤みが出現。(赤みはアキュテインを飲んでいる半年間ずっとありました)
3週間あたりから、化粧水が染みるのでワセリンを使用するように。
少し皮剥けもあり。
肌がざらついてくるのでお化粧も綺麗にのりません。

1ヶ月〜2ヶ月:新しいニキビができなくなる

1ヶ月経ってニキビが治ってきたというよりも新しいニキビができにくくなりました。
顔はもちろん、全身乾燥するので保湿がかかせません。唇に関しては特に乾燥からの皮剥けがひどく、ワセリンを1時間ごとに塗ってました。
1ヶ月と3週間ぐらい経過した頃からニキビが改善してきた実感が。
私は顔の下(顎や首)から効果が見えて徐々に上(オデコ)の方の肌が綺麗になってきました。

2ヶ月〜3ヶ月:毛穴が小さくなり目立たなくなる

この頃から、気になっていた小鼻の角栓が浮いてくるように。
これは!と思い家にあったウォーターピーリングで角栓を除去。ニョキッと角栓が取れるのですごい快感(笑)
アキュテインの作用でターンオーバーが超高速になるので、皮剥けとともに毛穴が締まり肌全体がとても綺麗に。この辺りから毎朝起きた後の肌チェックが楽しみに。

3ヶ月〜4ヶ月:肌にニキビがひとつもない状態に

3ヶ月目に突入した頃には、肌にニキビがひとつもない状態に。
皮脂量が一定になってきたためか、夕方になっても脂浮きするようなこともなくなりました。
アキュテインによる肌の赤みがあるのでスッピン時は違和感がありますが、見るのも嫌だった自分の肌に少しずつ自信が持てるように。

4ヶ月〜6ヶ月:色素沈着が薄くなる

4ヶ月辺りから、ニキビがあった箇所の色素沈着が薄くなってきました。
ニキビが酷かった首〜顎に関しては、若干の色味が残りましたが、化粧すれば全く分からないほどに。
1クールが経過する頃には、ニキビはもちろん毛穴も目立たなくなり肌のトーンも整いました。あれほど悩んでいたニキビが嘘のように綺麗に!

アキュテインはワンクール6ヶ月(8ヶ月の場合も)以上続けて服用できないので、1クールで治らない人は休薬期間(2〜4ヶ月)を置いてもう1クール治療を行います。
私の場合は、お医者様に1クールで終了して問題ないとお墨付きを頂いたので、半年で治療が終了しました。

アキュテインの購入方法

欧州では一般的なアキュテインですが、日本ではアキュテインを取り扱っているクリニックはそう多くはありません。

美容外科や美容クリニックを中心に、取り扱いが少しづつ増えてきているようなので、お住まいの地域でアキュテイン取り扱いクリニックを検索してみてください。

また、アキュテインは個人輸入したものを通販で買うこともできます。
毎月の受診が不要であることや、費用を1/3程度に抑えることできるので、通販で購入される方も多いようです。
しかし、大切な体のことなので医療機関で信頼できる医師のもと治療を行うことをおすすめします。

治療にかかる費用

日本でアキュテインは未認可なので保険がききません。
クリニックによって金額は多少上下しますが、私が受診していた肌のクリニックさんの料金は下記の通りです。

薬代

お薬は1ヶ月分ずつ処方されるので、毎月受診し血液検査を受ける必要があります。
どのクリニックもだいたい15,000〜20,000円ぐらいが目安のようです。

1クール(半年)に換算すると12万円程度。
安い金額ではありませんが、重症化ニキビに長年悩む人にとっては、そう高い金額ではないのではないでしょうか。

副作用についてはどう考えるか

アキュテインには下記のような副作用があるとされています。

・催奇形性
・粘膜と皮膚への乾燥症状
・肝機能障害
・筋肉痛、関節痛、頭痛

私は、胎児の催奇形性リスクがある点でアキュテインの服用を迷っていたのですが、お医者様に相談したところ、服用終了半年間は避妊すること、医師の管理下で毎月の血液検査を行った上で内服すれば問題ないとのこと。

またクリニックHPに下記のような記載があり、内容に納得しアキュテイン治療を始めることを決意しました。

例えば風邪に使用される抗生物質にフロモックスという現在最も使われている製品があります。その添付文書(注意書き)を見ると①ショック、アナフィラキシー②急性腎不全③溶血性貧血④出血性大腸炎⑤皮膚の中毒や壊死(皮膚がヤケドしたようにただれ死亡する場合がある)⑥劇症肝炎等いろいろ書いてあります。皆さんは風邪で抗生物質が処方される時にこのような副作用があると説明をうけるでしょうか?そんな話を聞いたら内服する気がなくなると思います。どんな薬でも副作用があります。私はニキビの状態と内服のメリット、デメリットを考え最善の方策を提示し、納得して頂いた場合に処方しています。

なにをしても治らない重症化ニキビにはアキュテインがおすすめ!

いかがでしたでしょうか。
今回は、私と同じように重症化ニキビに悩む人の参考になればと思い、自身の経験を記事にしました。

アキュテインは、重症化ニキビに悩む人にとてもおすすめの治療法ではありますが、副作用があったり、金額が高額であったりとすべての人に適しているとは言い切れません。
ご自身でしっかりメリットとデメリットを比較し、納得した上で治療を検討してみてくださいね。

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