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法人と著作物

一般的に、法人が業務活動で制作した作品は法人が著作権を保有していて、これを法人著作という。著作人格権も同様。(法人が著作者なので)

フリーランスとかで個別に契約を結ぶとかしない限りは、スタッフにクレジットされていても個人には著作権が無い。なので、会社の構成員の立場で制作したものに個人が著作権を主張する事はよっぽどの事がない限り無理なはず。

SNSのプロフィール等で昔いた会社の作品の著作人格権を保有している、というか書き込みを見かけたが、これはおそらく間違っているというか嘘。虚言癖があるならば、意図的に嘘をついている可能性もある。分かっている人は騙されたりしないとは思うが、軽々しく信じてしまう人がいるかもしれない。そういう人がしばしば炎上の原因になってたりもする。

ちなみに著作権がらみの基準は時代によって変化していて、最近でも期間が変化したり解釈が変わったりしている。結局、必要になった時になるべく正確に調査するしか方法が無い。

世の中には意図的に誤解を誘って利用しようとする人もいる。そういう人に騙されない為にも知識は正しく身につける必要がある。やっぱ人生難しい。

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