普段は事前に調査してから冷やし中華を食べに行く事が多いですが、この時は所用で川崎に行った際に食事処を探していて偶然に見つけた冷やし中華です。

土地勘が全く無い場所でしたので、駅前に良さげなお店でもあれば・・・と散策していたところイイ感じの街中華っぽいお店が。メニューに冷やし中華もあるようですし、軽い気持ちで入りました。

しかし、冷やし中華が目の前に運ばれてきた時に衝撃が走ります。

想像していた感じとは大きくかけ離れた料理が運ばれてきました。器はラーメンどんぶりですし、キュウリも肉も千切りではありません。一瞬、「間違えて冷やしラーメンとか注文したかな？」と思ったくらいです。

まぁ、それならそれでいいか・・・と実食に移ったわけですが、これは確かに冷やし中華でした！

味はごまダレと醤油ダレの中間くらいの味ですが、かなり美味しいです。中華キクラゲやクラッシュきゅうりも程良い歯ごたえで、別に千切りにこだわる必要は無いんだな・・・と認識を改める結果に。

ちなみにお店はこちらです。

天龍 銀座街店
神奈川県川崎市川崎区砂子１丁目１−１

軽く調べてみた限り、川崎の名店のようです。周囲にも複数店舗あるらしく、地元では定番のお店なのでしょう。戦後に創業という記述も見られるので、相当の老舗です。

当方にとっては全く新しい冷やし中華でしたが、老舗が提供しているのですから相当古くからあったはずです。

冷やし中華は結構食べたと思っていたのですが、当方が知らないだけで未知の冷やし中華はまだまだあるのだという確信が持てる一杯でした。