こってりスープのラーメンで有名な「天下一品」ですが、冷やし中華がメニューにある店舗があるのは割と知られていないと思います。

この辺は結構複雑な構図がありまして「天下一品」には「直営」「チェーン」の2系統の店舗があります。関東の店舗はほぼチェーン店舗で、直営は当方の知る限り神楽坂と高円寺の２店舗だけです。

メニューの構成も各々違っており、チェーン店はラーメン主体のメニューですが、直営店は街中華のメニューに近い印象があります。また、チェーン店舗でも独自メニューがあるらしく、その店舗に足を運ばないと分からない部分があります。

昨年までの経験だと、直営の神楽坂店、チェーンの歌舞伎町店と新宿西口店で食べた事があります。おそらく西口店の冷やし中華は独自メニューで、他のチェーン店舗ではメニューに無かった記憶があります。また歌舞伎町店の冷やし中華はその年（2012年）だけで終わってしまいました。売り上げ的にレギュラーメニューにはなれなかったのでしょう。

そんな感じなので、街中華に近いメニューの神楽坂店にはここ数年食べに行っていました。

すると、今年は何か雰囲気が違います。食べ始める直前まで気が付きませんでしたが、スープが去年までの普通の醤油ダレではありません。

これは天下一品のスープを使ったオリジナルの予感！
分冊の季節メニューにもオリジナルとの記述があります。

実際に食べてみた感想は、ちゃんと酸味のある冷やし中華向けのスープで個人的にはかなりポイントが高いです。おそらくですが、天下一品のスープもベースになっていると思われます。海苔と味玉のトッピングも個性的でバランスがよく、他の冷やし中華との差別化も図られています。

有名なお店なので今更紹介する理由も無さそうですが、前述の通りどこでも食べられる訳ではなく、これは多分神楽坂店のみの独自メニューだと思われますので一応。

天下一品 神楽坂店

東京都新宿区神楽坂2-4-2 八島ビル 1F
営業時間
［月～土］11:00～翌3:00
［日・祝］11:00～22:00
定休日　なし　（臨時休業あり）

ちなみに写真は外観ではなく店内に貼ってあったポスターです。

言わんとしている事は理解できますが、この状況は流石に空想上でしか在り得ないシチュエーションなのではないでしょうか？(笑)