行き当たりばったり紀行:レトロゲーム
おっさんゲーマーなので当然レトロゲームは好物です。
今回の旅でもゲーセン巡りは念頭にあったのですが、有名なディノスの撤退などの噂を聞いていたのであまり期待していませんでした。狸小路を散策している時も探してはいましたが、タイトーステーションがあった程度。おそらくゲーセンであったであろう造りの建物に他の店が入っている風景はちらほらと見かけましたが・・・。
ですが、さっぽろ純連に向かう途中にGoogleマップであれこれ確認している際にゲーセンらしきモノを発見。それ程期待していた訳ではないですが、近いし帰りに寄って行こうか、くらいに考えていました。そして味噌ラーメンを楽しんだ後にその店に向かった訳ですが、予想を遥かに超える光景が広がっていました。
プライズ機とメダルゲームがメインの昨今のゲーセンとは違い、小型ビデオやエレメカが並ぶこの風景。まごう事なき昭和~平成のアーケード全盛時代のゲーセンです!
全く予定になかったのですが、嬉しくなってついつい長居してしまいました。色々と珍しいマシンや古いマシンが数多く稼働していたのにも驚きましたが、1プレイの価格も非常に安く、営業的に利益が上がるのかどうか心配してしまう安さ。
ちなみに、関東では秋葉原のセガ5号館にレトロゲームが導入されて話題になりましたが、基本的に1プレイ200円になっています。これはぼったくりでもなんでもなく、現在の人件費や光熱費、そして古いマシンで一番問題になるメンテナンス等を考えるとある意味妥当な価格設定だと個人的には考えています。
北海道なので土地は安いかもしれませんが、光熱費はそれなりにかかるはずです。プレイ代金を高くしてしまうとお客さんが来なくなってしまうのかもしれませんが、おそらく経営は楽ではないでしょう。実際、節電のためにエスカレーター等のプレイに関係ない部分の電源は落としてありました。(2階には階段で移動します)
楽しくない話をしてもアレなので、個人的な注目マシンを紹介します。
ナムコのエレメカ「アブノーマルチェック」
「X-DAY」の流れを汲む結果プリント型エレメカ。現役稼働当時に結構好きだったんですが、人気が出なかったらしくすぐに撤去されてしまいました。十年以上ぶりにプレイ。レタッチされたキューピーちゃん達がキュート。
ナムコの「ノックダウン90」とジャレコの「アームチャンプ2」
所謂パンチングマシーンと腕相撲マシーン。ちなみに「アームチャンプ」はジャレコ社内で「骨折マシーン」と呼ばれていました。先輩が菓子折りもって謝罪に行かされたというボヤキを何度となく聞かされたものです。
コナミなんだけど「ソニック」?なメダルマシン??
初めて見ましたが、セガがコナミにソニックを許諾したという事実に驚愕。
超定番の「山のぼりゲーム」
おそらくリメイク版ではなく当時モノ。
セガの変わり種バイクゲーム「エアバイクコップ」
内容的にはタイトーの「チェイスHQ」をバイクでやる感じ?これも結構珍しいマシンだと思います。
あと、ゲームではありませんが、昭和の縁日とかで見かけた「型抜き」がありました。ゲーセンにこれがあるは相当珍しいと思います。ガシャポンで型を販売しています。
そしてここが作業場(?)
普通のプライズやパチスロコーナーなんかもあります。
とにかく、レトロゲーム好きなら行って損はないゲーセンです。是非足を運んでみて欲しいです。
ちなみに正確な住所はは下記になります。
〒001-0023 北海道札幌市北区北23条西5丁目1−33
Googleマップとかで検索すればすぐに分かると思います。地下鉄の駅からも近いので、車じゃなくても大丈夫です。札幌ラーメンの後の腹ごなしに是非!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?