未経験から東証一部上場企業に転職できるエンジニア塾 〜第1章 まずはプログラムが何かを知ろう〜

この連載では、私が実際に前職で、未経験の新卒の子をエンジニアに育て、一部上場企業に転職した(されてしまった)実績のあるエンジニア塾を書き起こしていきます。

そこの未経験のあなたも、これを読んでいけば良い転職ができるかも?

まず覚えるのはこれだけ

プログラムを超簡略化して書くと、

入力 → 処理 →出力

となります。

何かの入力(インプット)を受け取り、何らかの処理をして、何かの出力(アウトプット)を返します。
簡単ですよね?

入力(インプット)とは

では具体的な入力(インプット)とはなんでしょう。

たとえば「カートに入れるボタンを押す」、これも入力ですし、「キーボードのaが押される」、これも入力です。

今の段階ではこれ以上難しいことを考えるのはやめておきましょう。

出力(アウトプット)とは

プログラムがまったく未経験、という方は、この出力(アウトプット)がイメージつきにくいんじゃないでしょうか。

出力(アウトプット)とは、たとえば画面に表示する内容であったり、計算した結果であったり、なんらかのデータ(ファイル)であったりもします。

処理とは

入力を元に、なんらかの法則(ロジック)にしたがって、出力を組み立てる流れを「処理」といいます。

たとえば、「キーボードでaが押された」という入力を元に、画面に「a」を表示する、これを実現するのが「処理」です。

そして、この「処理」を作ることがプログラミングの本質です。

「処理」をするためにまず覚えてほしい3つの要素

では、早速処理を作れるようになりましょう。

最低限の処理を作れるようになるには、たった3つの要素を覚えるだけで大丈夫です。

順次(じゅんじ)は、上から下に順番に処理を実行することです。逐次(ちくじ)処理、と呼ばれることもあります。

反復(はんぷく)は、同じ処理を何度も繰り返すことを言います。ループとも呼ばれます。

分岐(ぶんき)は、条件によって複数の中から1つのものを選択する処理になります。選択(せんたく)と言われることも多いですが、分岐の方がわかりよいのでこちらを採用します。

はい、これで処理(プログラミング)を理解できる準備はととのいました。

次回は実際にプログラムを書いてみましょう。


もしよろしければサポートお願いいたします! 他の方のnoteを購入して、更に勉強させていただきたいです!