未経験から東証一部上場企業に転職できるエンジニア塾 〜第3章 データ構造とアルゴリズム〜

第2章まで読んでいただいた方はプログラミングの基礎の基礎をもうマスターしたと言っても過言ではないですが、実用的なプログラミングをするにはあともう少し知っておくべきことがあります。

今回は、その「もう少し」の部分、”データ構造とアルゴリズム”について触れたいと思います。

何を処理するのか - データ構造

第1章では、プログラミングとは

入力 → 処理 → 出力

だ、と説明しました。

つまり、何かの入力されたデータを処理するわけですが、この「データ」にはさまざまな”構造”があります。

それを、データ構造といいます。

プログラミングの入門書を読むと、言語にもよりますが、「配列」とか「リスト」とか、「辞書」、「構造体」なんて言葉が出てくると思います。

これがデータ構造です。

どうやって処理するのか - アルゴリズム

プログラミングとは、さまざまなデータ構造で渡ってきた入力を、処理して出力することですが、その”処理の仕方”をアルゴリズムといいます。

アルゴリズムの種類には、順番を並び替えるソートや、特定のデータを見つけ出す探索、などがあります。

特定のデータ構造で入力されたデータを、なんらかのアルゴリズムを用いて、あるデータ構造で出力する、これがプログラミングの基本の「き」であり、本質です。

これさえ理解できれば、あとは何を学べばいいか自然とわかるでしょう。

この先の学習の仕方

ここまで、プログラミングの基本について3回に分けて解説してきましたが、なんとなく概要はつかんでいただけましたでしょうか?

難しい言葉は使わず、極力かんたんに書いたので、まったくの未経験者でもなんとなくはわかっていただけるかと思います。

でも、実際にプログラムを書いたのはほんの少しなので、本当にこれでプログラミングができるようになるんだろうか?と疑心暗鬼なのではないでしょうか。

もちろん、今まで述べた内容だけでは実用的なプログラミングはできません。

ただ、何を勉強すればプログラミングができるようになるかはしっかり理解していただけたはずです。

あとは、ここまで3回のnoteでお伝えした内容を更に深堀りする、素晴らしい書籍がありますので、それを読んでみてください。

私が実際に未経験から東証一部上場企業に転職して(されて?)しまった部下に出した課題図書は、以下のとおりです。

もしよければ、ぜひ参考にしてみてください!


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