インスタでBLACKPINKが出てこなくなった。

昨年、ワールドツアーをやっていた頃は毎秒のように出ていた。いまは休暇中なのだろう。
そうなると、ぼくの世界に、彼女たちは存在しないのと同じ。

これ、「存在」の本質に通じる。

電子の粒があるとしよう。

ふだん、粒は分身の術を使って無数存在し、霧のような波となっている。

ところがぼくが観測すると、無数の分身が一つになり、粒子化する。

見ない限り、存在しない。
見ると存在が生まれる。

これ、誰かを好きになるのと同じだよね。

ついこの前までぼくにとってmiletは存在しなかった。

話は逸れるが、昨日「milet」と言ったら桐谷美玲と間違う人がいて、別人ですと言ってもなかなか納得してくれなかった。愉快な話である。桐谷美玲を「みれい」とは呼ばないよねえ。

ちなみにこちらがmiletで

こちらが桐谷美玲です。

映画『ヒロイン失格』で初めて観たが、可愛かったなあ。帽子が似合ってた。山崎賢人もまだ子どもだった。

・・・すみません、何の話してたんでしたっけ？（笑）

そうそう、意識すると存在が生まれる。意識しないと存在が消える。

言い換えると、「関係が存在を生む」。
これは般若心経と同じ。

色即是空
空即是色

「色」は物理的実体のあるもの
「空」は「無」。

関係が生まれて、初めて存在が出現する。

禅の根本思想でもある。

こう考えるとですね。マーケティングや経営もそうだなあと。

「赤字に苦しむ」というのは、社長が「赤字」と関係を結んでいるから存在しているわけで、起点は社長の「考え」。赤字が好きなんです。

「売れてうれて仕方ないぜわっはっは」というのは、「売れてうれて仕方ない」ように量子を観測するから粒となって現実化、出現したわけです。

そうなると、MBAだのタクシー広告に出てくる経営システムだのLINE使った販売促進ツールだの社員のスキルを可視化するタレントなんとかだのというより大事なのは、「何を思うか」とわかります。

それを食べてどう感じた？
仕事終わりの一杯の生ビール。幸せ？
帰宅して、お風呂につかったときの感覚、どう？
子どもの寝顔をどう受け止めた？

というような「感じる」「受け止める」「幸せ感じる」こそが、ビジネスの能力を高めていく。

そう思います。

「頭脳明晰、でも四季の移ろい知らん」
「人の気持ちわからん」
「人の痛み、苦手」

というような人は、ビジネスの成果、期待できないでしょう。

ビジネスに限らず、人生の幸せも。

Feel everything.