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止まった時計をまた動かす

映画『シャイロックの子供たち』

シェイクスピア『ベニスの商人』に出てくる強欲な金貸しに由来する。

金、金、金、カネ、カネ・・・

ビジネスは要するに、カネさえ儲けたらそれでええねん

という人たちをシャイロックと呼ぶなら、この映画に出てくる人たちはほぼ全員、シャイロックの子供たち。

シャイロックしてる商人って、まだまだ大半、メジャーなんだろうね。

口では「ご縁を大事にしています」と言いながら、中身はシャイロックってのもいる。

2010年・・・もう14年前か・・・『共感企業』でビジネス2.0を提唱した。

『共感企業』Kindle版より

要するに、「カネカネカネ・・・」シャイロックから、JOY+WOW+LOVE and FUNにしようよ、ということなんだが、なかなか共感されなかった。共感企業なのに(笑)。担当編集者も納得してなかった。

でも、少しずつだけど、ビジネス2.0だなあ、というのは生まれてきてる。

JOYWOW仲間でいうと;

ネコリパブリックひより保育園そらのまちほいくえん・・・

ちょっとこの動画見てください。

廃校になって17年。時計が止まった小学校。
この時計をまた動かそう、というプロジェクトが生まれた。

ひより・そらのまち保育園立ち上げたふるかわりさと仲間たち。

そういえば、ひより保育園ができたとき、その思想に共感し、「小学校もお願い」してた。カタチになりそう。

止まった時計をまた動かす

というのも、ビジネス2.0だね。

学校というのは、人の感情とつながっている。

学校は、生徒だけではなく、先生、用務員さん、給食作ってくれる人、そして近隣住民の人たち、卒業生・・・

さまざまな人の感情をつなぐ里だ。

ぼくにとってはそれが「ふつうの学校」。

感情を無視し、首から上だけの勉強に熱心な学校はしんどい。予備校みたいな小学校は、不健康。

プロジェクトから引用しますね。

いわゆる学区ごとに小学校をつくりはじめたのは、1869年に京都で誕生した「番組小学校」だといわれています。

国による学校制度(普通教育)の創設に先立ち、「まちづくりは人づくりから」という合言葉のもとで、京都の町衆の寄付等により設立されたものです。

運営費の一部は、子どもの有無に関わらず、かまど(=キッチン)があるすべての家庭から、
\竈金(かまどきん)/
と呼ばれる出資金を集めて賄われ、小学校は教育だけでなく、地域を守るための役割も担い、町の人たちが集う場所でもありました。

「竈金(かまどきん)」という言葉

なんか、覚えてるんだよねー。

明治のころのぼくが、関係していたのかもしれない。

新しいうねり

未来を創る波を

一緒に起こしたくて、支援した。

ちなみにぼくは

Chief JWLF Officer 最高JWLF責任者

(JWLF=JOY+WOW+LOVE and FUN)

という肩書にしました。

時計の針を、また動かす一助になれれば、嬉しい。

▽プロジェクトはこちら

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