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ヒトはいつからでも変わることができる

こんちは、かわこうです。
ここ数日、NETFLIXの「あいの里」をイッキ見してます。

テラスハウスのアダルトバージョンみたいな感じかなあ~
男女4~5人ずつで共同生活をしながら、愛を育んでいくという恋愛リアリティショーなんですが、年齢が概ね30代後半から60歳ぐらいで、バツイチや子持ちも多いという感じです。

最初の数回はちょっと笑ってしまうというか、これまで見てきたテラスハウスやバチェラーからすると、なかなか違和感があるんですが、3話4話とみていくと、次第に引き込まれていきます。

リアリティショーは良いですよね。作られたドラマは所詮全てが演技なので、例えば演者が涙するシーンがあっても「何か自分なりの泣けるエピソードを用意しておいて、それを思い出して泣いてるんでしょ?」要は涙を流せる技術がすごいだけだとか思ってしまって、冷めてしまうんですが、リアリティショーは違う。

もちろん、完全にフリーで撮ってるわけではなくてディレクターとかと打ち合わせしたりした上で話が進んでいくんだろうけど、例えば別れのシーンとか、本当に涙してるんだろうなあと思えます。
別れが悲しいということもあるだろうし、これまで寝食を共にしながら1つの番組を作り上げてきた人とのお別れだから、同志と分かれるのは悲しいでしょう。


さて、ひとまずこれまでの話を見ながら僕が感じているのは、「人はいつからでも変われるんだ」と思えるところ。

一般的によく言われるのは、もう年を重ねると変われないもんだよ、という話。
職場でもよく話題になります。課長とか、課長補佐とか、年齢の高い人たちに変わってほしいと部下は思っていたとしても、「まあ、あの年になって変われないよね」という話です。

でも、この「あいの里」で出てくる人たちは、人生の後半から、これまで培ってきたものは大事にしつつ、自分自身を変えて、自分の人生をよりよくしていこうという姿が見られます。

これまでずっと流されて生きてきた人が、自分の行動で相手を振り向かせて、恋を成就させていく。
過去の結婚では自分と相手さえ良ければ良いと思っていた人が、お互いの家族とか、もっと周りの人も大事にしていきたいと思うようになっていくとか。

アラフォー、アラフィフの人たちが、今からでも成長できる、人生を変えていけると信じて行動するわけです。

このあたりが僕にとってはものすごく感動ポイントだし、リアルに勇気をもらえるし、大げさに言うと、生きる希望すらもらえる。


僕もかつて、20代の頃は、ヒトの人生を「子ども」と「大人」2つの期間ぐらいでしか区切っていませんでした。
22歳ぐらいで社会に出たらもう大人で、そこからおじいちゃんまでは「大人」で一括り。

でもいざ30歳になって自分自身のことを振り返ってみて、22歳の頃の自分と30歳の自分を比べてみると、別人のように成長していることに気付いた。

30歳と今現在の34歳でも全然違う。

人間生きていればいろんなことを経験します。
僕の場合、20代で、結婚、子育て、うつ病など、目まぐるしくいろんなことを経験して、辛い時期もあったけど、その経験を経て成長した今の自分があると感じます。

これから先も、もしかしたら離婚もあるかもしれない、何か病気するかもしれない、職を失うかもしれない、誰かとの死別もあるかもしれない。
どんな経験があるか分からないけど、経験を経た上で、どんな40歳になっているか、楽しみなわけです。

ヒトは成長できるから。

「子ども」「大人」で簡単に区切られるようなものじゃなくて、「大人」の中でも、成長していけるし、変われる。

僕はそう思っているし、「あいの里」に出演した人たちを見ていても、改めてそう思えます。

でも1つだけ大事なことがあると思っていて、「変われる」と信じているヒトだけが変われるんじゃないかなと思っています。
「どうせもうこの年だから変わるなんて無理だよ」と思ってたら、絶対に変われない。そりゃそうですよね。どこかに行こうと足を踏み出さないとどこにも行けないわけですから。

そんな感じで、僕はヒトはいつからでも変われるということを信じて、これからも生きていきたいと思います。


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