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#1 やりたい事。とは。

「やりたい事」
若い時には付いて回ってくるこの言葉。
この時代、若い人に必要なものってすべて詰まっている言葉だと僕は思う。

高校にはいくつもりがなかった。
なぜならこの「やりたい事」というものが中学生の段階ですごく明確化してしまっていたからだ。
「やりたい事」とは、
シンプルに自分自身に問いを重ね、直感と考えが組み合わさったもの。
言葉だけ聞くと軽く聞こえてしまうこの言葉は実はすごい深みを帯びている。
今の若い人にはこれが欠けている。
いや、もはやないに等しい。

スポーツを昔からやっているのもあり、それをやるためだけに高校にはいかせてもらった。
たいしたレベルではなかったがオリンピックを目指してがむしゃらに頑張っていたあの頃が懐かしい。

卒業という形のなかで次に現れる分岐点が「就職」と「進学」。
当時の僕はこの二つに絶対当てはまらなければないらない意味を見出せなかった。
みんなが進んで当たり前の道を歩く気がまったくなかった僕は教師にもきっとそこそこ飽きられたと思う。

ただこの選択を取らなかった理由はただ一つ、そこには「自分」の学べる質と量があまりにも少ないと感じたから。
学びとは人それぞれ違うものだと思う。それをみんなが同じものを学ぶことが正解だと、勘違いさせてしまっている教育をしているが日本の特徴。
不思議なことだが、自分自身が学びたいと思うことを明確にはっきりとしていれば自ずとそれをやりながら導かれるように次のステップに上がれる。
きっとそれが「学び」の本質なのだと思う。

高校を卒業し、まずやりたい事。
それが「なにもない生活」 だった。
なにもない生活とは、水もなければ電気も通っていないいわばインフラが整っていない環境のこと。
18歳で感じるこの生活はものすごく刺激的でスリリング。
面白い発見の連続だった。。。

→ # 2 山小屋とは。

#ビジネス #仕事 #日記 #コラム
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