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イギリスのワーキングホリデーことYMSの抽選について

どーもー!クロさんです;)
YMSに当選したときに、いろんなブログ漁りましたが、詳しい情報がまとまっているサイトを見つけるのに苦労したので、今回クロさんがイギリスに関して説明するnoteを備忘録としてまとめることにしました。今後検討中の方はぜひ読んでみてねー!

YMS(Tier 5 Youth Mobility Scheme Visa)とは

イギリスのいわゆるワーキングホリデーと同じようなしくみのビザです。正式にはTier 5 Youth Mobility Scheme VisaというTemporary Workerのこと指し、文字通り、一時的にイギリス国内で働くことができるビザです。厳密にはワーキング「ホリデー」ではなく、普通に働いてイギリス政府に納税する義務のある就労ビザですのでワーキングホリデーではございません。なので同じ雇用主の下で正規雇用として制限なく滞在終了まで最大2年間働くこともできます。(ちなみに、オーストラリア・カナダでのワーキングホリデービザでは、ホリデーを主目的とすることが義務付けられているので同じ雇用主の下では6ヶ月未満しか働けない点が異なります。)そのため、滞在期間は「入国申請日」からきっかり2年間と決まっています。
ちなみにわたくしクロさんはそんなこともよく知らずにワーキングホリデーと思ってました。笑 (今も説明面倒臭くてワーホリって言ってますが。) 
ちなみに年齢制限もあります。抽選後にパスポートをイギリスに送るのですが(代理会社VFSがやります。)そのパスポートがイギリス政府に到着日に18歳以上、30歳以下である必要があります。(イギリス入国時に31歳でもOK)
大学には通えないのでお勉強を重視している人は学生ビザを取得することがオススメ。
もし雇用主に気に入ってもらえれば、スポンサードビザと呼ばれるワークビザ(2年から4年間)を追加で出してもらえる可能性もあるので、社会人の方で現地採用を目指すのにはかなりオススメですね。

YMSの抽選とは​

通常、ワーキングホリデーは各国の政府のサイトで取得することができますが、YMSの場合少し違います。まずはイギリス政府の日本人用YMSの抽選に当選する必要があります。基本的には1月と7月の前期と後期に分けて開催され、定員は全員で1,000名。内訳は1月に800名、7月に200名が選ばれます。(2020年度の後期はパンデミックの影響で9月に実施)この当選が至難のわざ。イギリスにこだわりのある日本人はかなり多く、噂では倍率10倍以上とのこと。クロさんが2018年に留学斡旋会社の情報収集をしていた際には「宝くじに当たるようなモノだ」と言われたこともあります。

YMSが抽選で選抜される理由

ここでは個人の見解を書きます。イギリスは大人気国。そのため、抽選がなければ噂通りだと年間約1万人以上もの日本人とその他の国籍の方が世界中からイギリスに入国し、国外労働者が集まってしまいます。国民の雇用機会を守るためにも導入されている制度なんだろうな、と推測しています。

YMSの抽選方法

抽選の度にメールアドレスや抽選日程が変わるので取得希望の方は、イギリス政府のWebサイトを逐一チェックすることをお勧めします。Webサイトの説明通りにメールを送れば完了です。本文には余計なこと書いちゃだめです。抽選に不要な意気込みとか書いて重要な情報がスクレイピングできないと落ちる可能性ありますので。(知らんけど形式に則ったら確実。)
特に何時に送ると当たるとかの都市伝説はないです。普通に忘れないうちに送るのがいいと思います。
ちなみに、当選発表は応募締め切りから1週間以内に連絡が来るのですが、クロさん には締切日の次の日のお昼ごろに当選メールが届きました。早すぎて腰を抜かしました。

YMSの '当選' の本当の意味

このEメールは2020年度Youth Mobility Scheme申請可能の通知です。あなたの応募メールが第2回抽選により選出されました。この通知をもってあなたは申請用紙作成及び予約の設定が可能となります。申請の手続きは下記手順を参照して進めてください。

上記、クロさんが当選した時のメールに載っていた日本語部分の一部を抜粋しました。これを見てみなさん何か気づきませんか?これは「申請が可能になりました」というお知らせです。ということは、本当の勝負はここからです。当選したけど申請した結果、却下される可能性もあることをお忘れなきよう。ここからの申請はいかに申請手順に則って正確にできるかがポイント、だと思っています。申請に失敗しないよう、落ち着いて準備しましょう。クロさんはワーホリネットさんや個人の方のサイトを見ながら自力で頑張って申請しましたが、ワーホリネットさんはお手伝いもしてくださるみたいです。不安すぎてクロさんは一度相談メールをしましたが、親切かつご丁寧なお返事くださいました。※アフィではないです。(一部有料なのでクロさんはケチって自分でやりました。)

まとめ

YMSの抽選はかなり鬼門です。中には7年応募し続けてやっと当選という方もいらっしゃいますし、当たらず年齢制限を超えてしまう方もいらっしゃいます。個人的には「どうしてもイギリスに住みたい、働きたい」という方は運に任せるのではなく、大学を受験したり(金かかるけど)、日本から就活してイギリスのスポンサードビザを取得したり(現地採用枠として会社がビザ代を出してくれますが職種によっては2年から4年ほどしか働けない。)、はたまたイギリスに支部のある企業に就職し海外転勤を狙う(一番給料もいい!)など他の道もあるので検討してみてください!

ちなみにクロさんは28歳の代で渡英(イギリスに渡ること)しました。ぶっちゃけもう若くはないですが、チャンスはどこにも眠っています。当選したら潔く会社を辞めて新しい環境に飛び込むのをお勧めします。

YMSの抽選を検討している方やイギリス生活を夢見ている方はぜひチャレンジしてみてくださいね:)




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