20210718

 今日はひたすらアニメを見ていて、『小林さんちのメイドラゴン』の1期を全て見終えた。このアニメを京都アニメーションが作っていたことを初めて知った。良いアニメだった。日常が大切に書かれている作品だから、尚更今観て良かったのだと思う。

 低空飛行の日々が続いていて、まあこうなるだろうなと思ってはいたのだけれど、わかっていても息が詰まっていると苦しい。土曜日は寝て過ごさないと耐えられなくなっている。
 コロナ周りに対する自分の中のストレスが今一番大きくなっているのは間違いなくて、それは自分の意志決定に対する自分自身のジャッジが揺れているからで、こういう状態が続くと根本的な部分まで不安定になってくる、ということがわかってきている。わかってもどうにかできるようなものではないので、夏が終わる頃には動けるようになっているはずと祈って、とにかくやり過ごすしかない。

 自動のコーヒーミルをついに購入して、コーヒーをかなり楽に淹れられるようになった。これで平日の朝飲むことができるようになれればいいのだけれど、これを30分早く起きる理由にできるかどうか次第。

 朝吹真理子の『TIMELESS』を読み終わった。やっぱりいいな、と思ったので『流跡』も通販で買った。エッセイはまだ積んでいる。
 全然本質的な話では無いけれど、小説は少し先の未来を舞台にしていて、その中で2020年に東京オリンピックが開催されたことが書いてあった。その年にはテロがあったらしい。この小説の単行本が発行されたのは2018年6月30日で、こんなことになるとは誰も知らなかった時期だ。近未来を書く際の時間経過のモチーフとして東京五輪が描かれることは、きっと他の作品にもあったと思うのだけれど、現実の五輪がここまで強い意味づけがされてしまった今、その描写との距離をどうしても感じてしまい、そこで思わず本を一旦閉じてしまった。

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