東女美女烈伝.8 遠藤有栖

湿った心を笑顔で乾かす救世主

遠藤有栖は美しいんだ。



並んだファンみなが笑顔で帰る特典会。
深みのあるウィスパーボイスが自身とファンの笑顔をブーストする。

磐梯山、鶴ヶ城、赤べこ、磐越西線会津若松行き。
彼女は愛する故郷のためにリング上をトップスピードで駆け回る。
ふるさと納税よりも遠藤有栖を応援した方が地元支援につながるのではと思ってしまう。やほまる。

以前私が初観戦にお連れした猪木世代の大先輩は彼女のキャメルクラッチを観て、片腕ずつ丁寧にたくしあげるクラシカルなディテールに感動していた。
カラフルな私服に対してモノトーンなレスリングスタイル。この融和がなんとも楽しい。

東京女子プロレス旗揚げ10周年記念試合3本勝負の1本目は彼女が先制。
初期メンと言われる東女御庭番衆の一角である中島翔子から。

破顔一勝。

高鳴る鼓動に呼吸をあずけて。
突き抜けたら見つかるということを彼女は知っている。

今日も未来のエースという光を追い続ける。
遠藤有栖がいれば東京女子プロレスは大丈夫。
おらが町の救世主から東京女子プロレスの救世主となる日はもう目の前まで来ている。
笑え、有栖。


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