東女美女烈伝.15 大久保琉那

彩の国の海月姫

大久保琉那は美しいんだ。


風城ハルの回で「若さ」に関する話は嫌というほどしたのでもう書くのはやめよう。

ただひとつだけ。

彼女は何にだってなれる。

現在高校受験のために欠場中の彼女。
高校生活で新しい夢を見つけるかもしれない。
ファンの方には叱られるかもしれないが、プロレスラーを卒業する可能性もなくはない。
シングル自力初勝利を風城ハル相手にすでに達成しているわけだからもちろん続けてほしい。
大きくなりやすい身体。それも才能。
パワーも速さもある。それも才能。
コール時に「遥か未来を繋ぐ女神」と言われることからも団体の未来を担う坂崎ユカのような存在になれる可能性だって十二分にある。それも才能。
ただ一度きりの人生。何にだってなれる以上は、高校生という視野が広がる身分になるわけだから、自分は何にだってなれるのだと様々に夢を膨らませてほしい。中年の願い。
大久保琉那は何にだってなれる。
憧れのプロレスラーは上福ゆき。もちろんかみーゆになることだってできる。

なぜ彼女の入場曲が「海月姫」なのかはわからない。
積極的に水上公園の開発を進めてはいるものの、埼玉県に海はない。

何にだってなれる。
故郷彩の国に錦を飾るためにも、ユラユラと無理せずマイペースに人生という大海を泳いでいってほしい。

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