魔法の国から魔法の国へ翔び立つ東女のアイコン

坂崎ユカは美しいんだ。
それはそれは美しいんだ。

東京女子プロレスという団体があるとSNSで知った時にまず認識したプロレスラーが坂崎ユカだった。
天真爛漫に腕を回し紙テープを巻き取る楽しそうな姿。まさに魔法少女。
なんて美しいんだ。

東京女子プロレスといえば？
坂崎ユカなのだ。
それは昔も今も変わらない。これからもそうだろう。どこへ行こうが人気者。人気者でなければおかしい。
初めて行った特典会。

「うわあ、本物だあ…」

思わず出てしましまった一言。
気分はプヲタ少年。
どれだけ生きることに疲弊したオヂサンであっても少年に戻してまう魔法の微笑み。
彼女は魔法少女だから。

そんな彼女が遠く離れたアメリカという「魔法の国」へ旅立つことになった。

お笑いという「魔法の国」からやってきた魔法少女は東京女子プロレスという「魔法の国」の建国の母となり、いま魔法少女に戻って次なる「魔法の国」へと旅立っていく。
より多くの人々に魔法をかけるために。

2023年12月6日。下北の空に明けの明星が輝く頃、ひとつの優しい光が「魔法の国」へ翔んで行った。それは坂崎ユカだった。
さよなら魔法少女。