東女美女烈伝.7 凍雅

百花繚乱気高き雪の華

凍雅は美しいんだ。



雪のように淡麗な肌と表情が異彩を放つ。
彼女は同期やファンから「イケメン」と称されている。
入場、試合中や勝ち名乗りを受ける時に時折見せるあのはにかんだ笑顔を見たら、それはもちろんそうなのだろうけど、根はとても「愛らしい」方なんだと思う。
凍てつく大地に血が通う淡麗美女。

デビュー戦後のコメントで「私のイメージがプロレスラーはカッコいい。山下実優選手みたいなレスラーになりたい。今よりも強くなって山下選手とシングルでもタッグでもまた闘いたい。体が大きいので打撃系を武器にもっと成長できれば。」と言っていた。
豪快無比にふっ飛ばすカウンターエルボーと雪崩れのようなロックボトム。
東女の他の選手にはない恵まれた肉体をいかんなく発揮して彼女は闘っている。
団体HPのプロフィールによれば、彼女は小学生の頃からプロレスファンでプロレスラーを目指したきっかけは男子選手とも試合をする赤井沙希を見たからだという。2023年、リングに別れを告げた憧れの存在とはリング上で対峙することができた。
さあ、G1クライマックスにでも出てみようか。
目指すは憧れの二人から一子相伝である「強さの象徴」と「気高き美」を継承すること。

自力初勝利は同期の鈴木志乃から。
ねくじぇねトーナメントは惜しくもファイナル進出とはならなかったが、23年組を牽引する力強い個性を持っていることに違いはない。

入場時のポーズはさながら北斗の拳のラオウ。
いっぺんの悔いのないレスラー人生を歩んでいってほしい。

サポートのほどナニトゾ! 推し活ならびにnote執筆の活動費に使用させていただきます!