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大寒を過ぎて春が待ち遠しい

 植物育成を趣味や仕事にしていると、季節の移ろいをより身近に、実感をもって感じることができる。若いころはほとんど気にすることもなかった二十四節季というものも「なるほどなあ」という実感を伴うことが多くなった。
 季節に関するニュースなどで時々耳にする24節季であるが、すべてをそらんじることができる人はあまりいないであろうと思う。一年は12か月なので単純に半月ごとに訪れる節気ということになる。
 一月からの節気を列挙してみると、
小寒/大寒/立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨/立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑/立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降/立冬/小雪/大雪/冬至  という並びである。日常生活において良く聞くものもあるが
なじみのない言葉もある。さらに、大きな節目として祝日に定められているものもあることがわかる。

 ということで、タイトルに戻ると、大寒を過ぎると次は立春であり、なんとなく春の訪れを感じさせる節気で、確かに植物たちをよく見てみると春を待っているのがわかるような気がする。
 ということで、春を感じさせる植物の様子を集めてみました。いずれも撮影は2024年1月14日となっています。上の写真は実生1年目のユーフォルビア 逆鱗竜の様子です。

葉を落としてから全く動きの無かったユーフォルビア・ディディエレオイデス
てっぺんの生長点付近はちょっと傷んでしまいましたが下部から脇芽が出始めました。
おなじくとげとげのハナキリン。落葉しきっていないけど、新芽が顔を出してきていました。
我が家で大きく育ったユーフォルビア ミルクブッシュ 赤みが強くなっていますがよく見ると先端に新芽が・・
ユーフォルビア ラクテア(ルブラ)の大株。旺盛に分枝していきます
桜ベゴニア(ベゴニア クラシカウリス)。11月末にすべての葉を落としましたが、新葉がでてきました。花が楽しみです。
金のなる木 ネーミングセンスはどうかと思いますが新芽の緑と紅葉の赤の対比がきれいです。


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