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「『逃げ』から始まった休学の決意」

「どう生きていきたいの?」

とある人が昔、私に尋ねてくれました。
バイトや、学校になんとなく行く毎日で、そんなことを考えるきっかけすらありませんでした。


インターンに行かなきゃいけない、
就活をし大学を4年間で卒業しなきゃいけない、
「しなければいけない」という義務の中で生きていく、
そんな生き方にとても違和感を抱いていました。
けれど一般的な社会のレールから外れて生きていくほどの自信もありませんでした。


じゃあ、私はどう生きていきたいのか、
どう生きることが人生の豊かさに繋がるのか。

それは自分の人生を自分の意志で決めていくこと、
好きな場で、好きな人と一緒に、好きなことをしていくことでした。

それを教えてくれたのは、気仙沼という「場」であり、「人」でした。
気仙沼には、自分の意志で選択し生きていくかっこいい大人がたくさんいます。
そして、ありのままの自分を受け入れてくれる人たちがたくさんいます。

実をいうと、
私が休学した理由は、2つの「逃げ」がありました。

1つは、「就活をしたくない」 ことの「逃げ」。
もう1つは、「家族」からの「逃げ」でした。
私の家族は、両親が離婚をしてます。
たくさんのことを考えるのに疲れて、中学3年生の頃精神的にひどく辛くなりました。
どこに向かって自分は生きていけばよいのかも
ほんとうに分かりませんでした。

離婚がなければ…と変えれない過去や今の環境をたくさん悔やみました。

そんな「家」から逃げるようにして
東京を離れました。

「逃げ」だと言われればその通りです。

けれど、気仙沼で休学を選んだ道は、私にとって正しい選択でした。
自分の生き方を改めて考えることができたからです。
なにより、
自分を受け入れ応援してくれる一生のかけがえのない人たちに出会えました。

これが今、私が気仙沼で休学してる意味です。


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