高次脳機能障害と眠気との戦い:仕事と向き合う私の悪戦苦闘の日々

高次脳機能障害の後遺症の一つである過眠症は、私の仕事と生活に大きな影を落としています。常に襲ってくる眠気と戦いながら、日々のタスクをこなすのは想像以上に困難です。

午前中は特に眠気との戦いです。頭がボーッとし、集中力が持続しません。仕事に集中しようと机に向かっても、すぐに意識が遠のいてしまうのです。カフェインや仮眠で一時的に眠気を抑えることもできますが、根本的な解決にはなりません。

午後になると、さらに状況は悪化します。疲労が蓄積し、眠気はピークに達します。単純な作業でもミスを連発し、思うように仕事が進みません。周囲の同僚がテキパキと仕事をこなしているのを見ると、焦りと劣等感に苛まれます。

それでも、私は諦めません。高次脳機能障害と共存しながら、できる限り仕事に貢献しようと努力しています。

私の悪戦苦闘の日々の一部を紹介したいと思います。

1. 徹底したスケジュール管理

時間を有効活用し、眠気の襲来を予測しながらスケジュールを管理することが重要です。

  • 1日のスケジュールを細かく決める

  • 集中力が持続する時間を把握し、重要なタスクをその時間帯に配置する

  • こまめに休憩を取る

  • 眠気がひどい場合は、無理せず仮眠を取る

2. 作業環境の工夫

眠気を誘発するような環境は避け、集中しやすい空間を作るようにしています。

  • 室温や湿度を調整する

  • 照明を明るくする

  • 周囲の音が気になる場合は、耳栓をする

  • 机の上を整理整頓し、視界をスッキリさせる

3. 自分に合ったツールを活用

高次脳機能障害者向けのツールを活用することで、作業効率を上げ、眠気と戦うことができます。

  • メモを取るアプリ

  • タイマー

  • 音声認識ソフト

  • タスク管理ツール

4. 周囲の理解と協力

高次脳機能障害について理解し、協力してくれる周囲の存在は、私の大きな支えです。

  • 自分の状況を周囲に説明する

  • 必要なサポートをお願いする

  • 理解を示してくれる同僚や上司に感謝する

高次脳機能障害と眠気との戦いは、まだ終わりが見えません。しかし、工夫と努力を重ねることで、少しずつではありますが、仕事と向き合えるようになりつつあります。

私の経験が、同じ悩みを抱える方にとって少しでも参考になれば幸いです。

このブログを通して、高次脳機能障害についてもっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。そして、障害を抱えながらも、自分らしく社会で活躍できる環境が整っていくことを願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?