ドリカムのエピソード

TVを点けると必ず目にするCMがある

吉田美和さんが熱唱するエネオスのCMだ
エネオスCMギャラリー 

そしてこのCMを観ると必ず思い出す
エピソードがある

高校に入学して間もなく
中学のクラスメイトから
自宅に電話がかかってきた

ちなみに当時はまだ
JKがスマホを持つ時代ではなく
電話は自宅にかけるものだった

電話の主はクラスメイトの女子で
卒業後は別々の高校に通っていた

特に親しくしている仲ではなかったが
当時は連絡網が配布されていたため
クラスメイトの自宅の電話番号は
皆知っていた

そんな彼女からの第一声は
「ドリカム好きじゃない?
 好きそうだと思って電話した!」

私は戸惑い、返答に困っていると
何やら察してくれたのか
「忙しかった?ごめん!またね!」
と爽やかに電話が切れた

このパターンだと
二度と電話はかかってこないと思いきや
このあとも別日に数回
特に用もない電話がかかってきた

私は今も昔も私用電話が苦手で
申し訳ないほど話は弾まず
何を話したかは全く覚えていない

ただ電話を切るときの彼女は
いつもとっても爽やかだった

なぜ彼女は私に電話をしてきたのか
未だに謎だ
深い意味はなかったかもしれない

今では名前も思い出せない彼女だが
「ドリカム」といえば
彼女からかかってきた
最初の電話を思い出す

ちなみに「ドリカム」は
好きでも嫌いでもありません

かしこ

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