フィクションドキュメンタリーだっためちゃイケが終わるし、イッテQとの比較だし

悲しい。

僕はフィクションドキュメンタリーが好きだ。

めちゃイケはフィクションドキュメンタリーだと思って見ていた。

公にフィクションです。
っていって中居正広さんと、99さんでやってるスペシャルもある。

でも、めちゃイケは普段からフィクションドキュメンタリーだ。

構成は大体決まっているし、
それが20年前は新しかった。し、じゃー今のバラエティーであるか。っていうと、近いのは

「世界の果てまでイッテQ」

だと思う。
ただ、表現が違う。

根元は同じ。
クオリティの高い番組を。めっちゃ時間と労力をかけてつくりあげる。

そして、ガチ。
同じ。

一回分の筋書きは、頭から最後までしっかり組まれているけど、タレントの見せ場に関しては力量に任せるスタイル。
だし、基本コント。

シチュエーションが与えられて、
ガチでボケる。
本気でボケる。

ひとりの人間が圧倒的にがんばって、
そこから生まれる笑いを一話完結です構成して、バラエティーに仕上げてるのは同じだと思う。

んで、イモトさんパワー。
と、岡村さんの若い頃のパワーは同じだと思う。

ただ、めちゃイケは笑えなくなったんだと思う。

1つはやっぱりめちゃイケのフォーマットだと、イッテQくらいの若さ(肉体的な体力的な)は必要になるんだと、思う。

構成された台本の中のハプニングが売りだったのに、ハプニングも予定調和になってしまったこと。

笑いどころが、わからなくなったこと。
多分、イッテQのワイプ、スタジオの役割だと思うけど、あそこで内村さんとかが笑ってるから笑いどころがわかるし、本人が笑ってるから、めっちゃ過酷なことでも笑える。

めちゃイケは、ワイプがないから、
本人たちのコントの表情で笑って良いのか判断しなきゃいけない。
でも、コントを知らない人たちが増えて、
そもそも全面的にコントです。

って言ってないめちゃイケは、とても笑うのが難しい。あの、怪我したんじゃないかってくらいの打撲も、ワイプで本人が笑っていれば安心して笑えるけど、
痛そうな本人で終わると大丈夫だったのか?炎上だ!で、終わる。
ある意味楽しみ方が、変わったとすれば、
炎上で押せば、時代の最先端だったのになーって。
話が逸れましたが。

企業が、炎上の効果を実感して、
そーゆーアプローチの会社が広告出す。っていうシステムが出来上がれば、あと三、四年かかるかもしれないけど、
そんなタイミングだったら、まためちゃイケみたいな、キリキリする感じの笑いはまた受けるんじゃないかな。

あー、それた笑

ということで、
やっぱりめちゃイケは、好きだった。
でも最近みなくなった。

終わる理由はそーゆーことなんだと思う。


ものをつくるのが好きで今はツールが揃っていてなんでも作りやすいから楽な時代だなぁって感謝しておりますジョブス。