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アントレプレナーシップとイノベーション

私の自己紹介を兼ねてアントレプレナーシップとイノベーションについて書いてみたい。

2018年、ゼロワンブースターさんという大手企業と起業家との間の事業創造をミッションとしている会社のセミナーで出会ったスライドに少し加筆したのが冒頭のイラストである。

Entrepreneurという言葉の語源を紐解くと、Entre+prene+urはBetween+Take+er、日本語にすると「間を取り持つ人」。新技術を開発する発明家が新しいものを開発するだけでは事業は成り立たず、潜在的市場を考え売れるようにすると共に、資金調達をもする必要がある。それをするのがEntrepreneurであり発明家とはまた違う存在である、というもの。それに高い価値があるのは上記のプレーヤーの間には構造的な穴(互いを知らない、考え方が違う、価値観が違うなど)があるため穴を埋める存在がいる。

私自身は15年以上、法人間の購買業務の改革をライフワークにしてきた。1つ1つの会社の中で規模の大きな取引につき、本当にそれでいいか見直すというものになる。購買側の論理として1円でも安くというのは事実として、単に安いだけでなく、本当に適した取引とは何かを考え、実現すべくふるまう。まさにそれにとてもよく似ている話だと思った。

構造的な穴とはどうすれば埋まる(繋げる)ことができるだろうか。私自身の経験ではこの4点だと考えている。

(1)真の候補をとことん探す(目先の数候補に勝手に絞らない)

(2)見知らぬ相手でもきちんと伝わるように伝える。対話を惜しまない。

(3)奇をてらわず、正面から正々堂々、真剣勝負で臨む。

(4)関係者が納得できるまでとことん追求する。勝手に投げ出さない。

実に骨の折れる話ではあるが、別に365日24時間パワー全開でないとダメ!といのではなく、いざという時にきちんとできるように日々準備し、実行するときに忌憚なく実行できるようにする、ということである。(4)は現実には締切時間というものが世の中にはあるので、いたずらに長引かせないことも大切になる。

これらは取引を決める営業と購買との現場の世界の話であるため、冒頭のイラストを「営業」「購買」「(購買者の)経営」でのプレーになる。一方、新規事業創造の世界でいえば「新技術開発」「潜在的市場」「資金提供(VCなど)」がこれに当てはまる。この三者を結びつけるのは並大抵のことではないが、世の中をより良くする、新たな機会を創り上げることができるだけに遣り甲斐があるものと考えられる。

こうしたことをInnovationともいう。語感の似ているInvention(発明)と混同されやすいが、Inventionは冒頭のイラストでは左上にいる青色の存在であり、Innovationは真ん中にいるので立ち位置が違うしそれぞれ必要な存在である。

私自身は社会人人生の多くを期せずして真ん中から全体を俯瞰することをし続けただけに、2019年は本業の購買を大切にしつつ、その発展版としてアントレプレナー(ないしイノベーター)として何ができるかを考え実行していきたいと考えている。

そのために何をするか、次回以降の投稿でしたためてみたい。

(補足)参考論文URL: https://timreview.ca/article/828

関連図書URL: http://amzn.asia/ctg4zXs

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