2016年も早いもんでそろそろ半年が経ちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。Adobe様は未だに2015年気分のようですよ。

とはいえ、Adobe様がいないと仕事にならない身分としては、アップデートが来ると、もうそれだけでワクワクするんですよ。今度はどんなバグ/不便利が解消されてるんだろう、と。

んで、各ソフトウェアのアップデート内容を確認して、個人的に気になった部分をピックアップしてみます。まだ試せてないので、それがどの程度のものなのかは、追々。

Photoshop CC 2015.5

これだけ2015.5というバージョンナンバーという違和感。それだけアップデート回数が多いだけなんだろうけど。

マスク選択ブラシ機能が便利になった!

写真の一部を選択してマスキングする | Adobe Photoshop CC tutorials 

Photoshopのアップデートといえば、マスク機能の増強がよくあるイメージなんだけど、今回もマスク機能のアップデートが来た模様。専用のパネルができ、より一層「なぞるだけで切り抜けます」パワーがアップしているようです。

アートボードの機能強化

正直な話、Photoshopのアートボード機能は「コンセプトとしては便利そう」なのだが、いささか重いし、ちょっと使い勝手が悪いという問題がありつつも、Adobe Preview(スマフォアプリ)で見た目確認しながらデザインしてる身としては、もっとちゃんと使っていきたいものでもあるわけです。

で、その使い勝手の悪さが改良された、というわけではなさそうなんだけど、アートボード機能がアップデートするだけでも、やはり期待はしてしまうのです。

XDとの連携強化!

昨今、Adobe製品として話題になっているExperienceDesign。ワイヤーやモックを作るのにすごくシンプルで早くて便利な当ソフトウェアですが、まだPreview版ということもあり、

「Adobe XDにPhotoshop CCアセットに直接コピー&ペーストします。」って日本語的におかしいけど、たぶんPhotoshopで作ったものを、アセット経由でXDに送れるんじゃないかなーって気がしてる。

Illustrator CC 2015.3

Asset Export 機能!

IllustratorでWebアプリデザイン用アセットを書き出す | Adobe Illustrator CC tutorials

Photoshopでいうところの、「アセット書き出し」に近いもので、オブジェクト単位で書き出しができる便利機能。Asset Exportというパネルに、書き出したいオブジェクトを追加すると、そのオブジェクトを1つのファイルとして切り出し、書き出してくれる。アートボード上では背景が存在してしまう状態でも、純粋にそのオブジェクトだけが書き出せるのだ。もちろん、@2xとかの設定もできる。今までのIllustratorでは、スライス単位でしか書き出しができなかったので、これは非常に便利だ。

XDとの連携強化!

同Photoshop

Premiere CC 2015.3

プロキシファイル作成!

プロキシ映像でオフライン作業 | Adobe Premiere Pro CC tutorials

Premiereで今一番欲しかった機能。依然FHDファイルの編集しかしてないけど、それでもやっぱりプロキシがあってほしいなぁ、とは感じてた。恩恵がどれくらいあるのかはちょっと微妙だけど。

AfterEffects CC 2015.3

さらに滑らかな再生体験

AfterEffectsCC2015の問題点として、「消えたリアルタイムプレビュー」というのがある。一旦RAMにレンダリングして、それを再生してるかなにかで、30fps(コンポジション設定に寄る)でプレビューできる機能なのだが、それが消えて以降、30fpsでちゃんと再生されることがなくなっていた。今回のこのアップデートで、それが達成できてたら嬉しいなぁ。

その他のアップデート

他にも、InDesign, InCopy, Audition, Muse, Animate, Experience Designにアップデートが来てるのだが、詳細が不明だったり、あまり俺が使っていない機能/使うあてのない機能へのアップデートなので、割愛する。特にExpericence Designについては、発展途上すぎるので、随時アップデートしてるし、今触れるのはちょっと難しいかな、というきも。とはいえ、photoshopとillustratorとが、XDとの連携をうたっているので、そこは気になっている。

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