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書くベストコンディション

こう毎日ネチネチと文章を書いていると、書くのに適した条件がだいたいわかってくる。いわゆるベストコンディションの条件である。


まず、晴れて日差しが入ってくること。ただしギラギラだとすぐ消耗して書けなくなるので、ほどほどに穏やかな日差しがベスト。ちなみに雨の日はラッテと静かな音楽があればなんとか書ける(長年のお気に入りの雨の日ソングはEvanescenseのGood Enough)。灰色レベルの曇りの日は諦めて作業とかした方が無難。

次に、冷たい水がすぐに補給できる状態。25年間で貯水槽2個分くらい飲んでいるレモン水やメープル水だと最高。お酒で選ぶなら冷やしたワインかウィスキーのロックが捗る。ビールは腹が膨れて眠くなるので執筆中には向いていない。

そして風があること。換気扇をつけるか窓を開け放すだけでOKだが、夏場はクーラーの風が肌に当たるほうが集中できる。お風呂上がりに窓際のベッドに座って、風に当たりながらちゃかちゃか書くのが一番好き(まさに今)。

机の位置は窓に向かって座るのがベスト。間違っても壁に向かって執筆してはいけない。


こうまとめてみると海沿いのホテルか旅館が最高やないかと気づく。ただ実際に執筆のためにホテルに泊まるといえば、窓が開かない狭くて乾燥した安ホテルか、隣がビルで大して眺めのよくないビジホしか経験がない。

いつか海沿いのリゾートホテルに泊まって、最高の1記事を書けたらと思う。リゾートホテルには泊まれても、その夜に最高の1記事ができる保証はないから「いつか」なんやけど。


ただ環境に関わらずなんでも書けなくては物書きとしてはNGだとも思う。立っていても座っていても、暑くても寒くても、とにかくキーボードに向かったら何かしら文字を積み上げるべし!とか。

とはいえ、実際は愛しのMacBook Proすら見たくない日もあるし、「あ、今日あかんわ」という日は週に3回くらいやって来る。

でも気持ち的には常に書いていたい。気持ちはいつもベストコンディション…のつもり。






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