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5.大阪のアパート自室

朝5時に起きて記事を1本書き、8時から1時間仮眠をとってまた1本書き、昼食後アウトラインだけ書き、夕方4時からさらに仮眠をとり、6時に起きて日付が変わるまでに2本仕上げる。こんな休日が月に何回かあった。

何度も窓の外を見ながら休憩をするものの、目の前は古びた建物とわずかな空の面積しか見えなかった。こんな時夕日でも広々と見れたらまだ救われるのにと、余計気が滅入った。

それでも好きな空や朝日はミラーレスの望遠レンズを使って、わずかな隙間からそれらしく撮影した。部屋にこもって記事ばかり書いていてもその楽しみがあるだけでじゅうぶん安らいだ。


今は実家から空も山も見放題だが、たまに聞こえるバイクの爆音に大阪の騒音を思い出して嬉しくなったりする。

仮眠していると怠けていると思われるため、昼寝はあまりしない。

どこに行っても何かしら物足りなさを感じてしまうのは仕方ない。しかしそれと同じくらい何か安らぐものを探し出せたら、どこにいてもちゃんと救われる。

私の居場所は田舎でもなく都会でもなく、パソコンの前。




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