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ブランドものとわたし

先日、フェラガモのバッグを購入しました。

20代の頃はブランドものはなんとなく自分で買ったら負け!と思っていたけど、
婚約指輪をもらって以降、買ってもらいたい欲は満たされ切ったのか?、「男性に買ってもらいたい」みたいな欲望はなんとなく薄れ、むしろ自分で稼いだお金で吟味してから購入したい!という志向に変わりました。

とはいえ、根は貧乏性な私は「素敵だなあ」と思ってもなかなか数十万のものを買うためにカードを切るまでには至らず、
相変わらずマルイでエポスポイントを貯めながら服を買い、
スニーカーはよくみるスポーツメーカーのを3か月くらいではきつぶして交換する日々。
ですが、アラフォーになり、やっぱり少しずついいものを持とうかな…と思いはじめ、近年ハイブランドのものを2つだけ購入したので、それについて記録しておこうと思います。

①ブルガリ ビーゼロワン

ビー・ゼロワン ジュエリー | ブルガリ (bulgari.com)
2021年、ずっと目指していたマネージャーに昇進した時に何か記念になるものを…と思い、購入。
惹かれたのはここに込められた意味と、インスピレーションを得た過程。

・世界でもっとも有名な円形競技場コロッセオからインスピレーションを得た(なんか戦い続ける女性感あっていいな)
・現在/過去/未来の調和を意味する(がむしゃらに働いてた過去も、それが成果につながった今も、組織やメンバーに還元していくこれからも調和させて、全部輝いてく感じがしていいな)

さらに、「前衛的ながら自分のルーツを忘れない」みたいなブランドコンセプトもあいまって、攻めつつも自身の大切にしていることを忘れないで、メンバーマネジメントをしたい!と思っていた自分にぴったりのリングでした。
たしか20万円くらい?で、軽井沢アウトレットで購入。
2024年の今も、ほぼ毎日つけてます。
着用単価はだいぶ下がったかな。笑

②フェラガモ ガンチーニ

40歳も近づいてきたし、そろそろチープなブランドではなく、ハイブランドを買いたいな~と思い、ずっと大切にできそうなバッグを半年くらい探していました。

ロエベ、セリーヌあたりが年齢的にドンピシャかな~と思いつつ、
でもなかなかしっくりくるのがなく、、、
これまた、今度は長男の保育園卒園旅行の合間に覗いていた軽井沢アウトレットを見てふらりと入ったフェラガモに、好みドンピシャのバッグを発見。

年齢相応かな?安っぽくないかな??など、
夫に相談し、仲良しのハイセンスな同期のLINEグループに相談し、挙句一緒にいたママ友に相談し。笑
最後は結局自分の好みに合ったものを買うのが一番…と思い心はかたまりはじめ。

ブランドのことはちょうど30~50代くらいのターゲットのブランドなのかな~とかくらいの知識しかなく、調べてみたら最初は靴を作っていたブランドで、その技術を活かしてバッグも展開しはじめたとのこと…!

4月に職場復帰を控え、これから休職予定もないので、激しい荒波の中きっと80歳くらいまで働くであろう、と思っていた中、今一番ビジネスマンに必要な「今ある知見を活かしつつ、新しいものをつくりだす」みたいなのを体現しているのかもしれない、このブランドは…!と、俄然テンションも上がり。
はじめての育児を一緒に乗り越えてきた、保育園の仲間たちとの卒園旅行で購入したというのも、ずっと忘れられない思い出になるなあと思い、
ここで買おう!と決めたのでした。

金額も大きかったので、悩みに悩んだけど買わないと後悔する!と思い、子どもたちが夕飯を食べ終わりアウトレットで遊びまわっている中、
ススス…と抜けて閉店10分前の店舗に行き、購入。
まずは相談に乗ってくれた同期との集まりと、卒園式で使おうかな。

ブランドものを購入することの価値とは

これまで、数万円の買い物はしていたけども、数十万円のものを買うことはほぼなかった私がハイブランドを購入して思ったのは、
自分の価値観を見つめなおしたり、ひとつのものを大切にする気持ちを持ったりすることが、改めてできるようになる、ということ。
あと、少しだけブランドの歴史を覗くキッカケにもなりました。

もちろんハイブランドでも流行り廃りはあるし、私が購入したものはアウトレットで出ているくらいなので笑、そのブランドの最新作でもないのだけど、よーーーーく考えて、自分にとってのドンピシャを見つけられたからこそ、他者の評価を気にせずずっと大切にできると思いました。

1シーズンごとに洋服を変えたり、断捨離でものを捨てるほうがよい!
みたいな価値観がなんとなくしみついてきたけども、
しっかり考えて価値観を見つめながらものを買い、ずっと大切にする、という体験もいいものだなと思います。

また何かの節目に、いいものを買おう。
そういう楽しみも得られるように、春からまた頑張って働きます!

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