自粛生活に慣れと飽きを感じてきた今日この頃。オンライン英会話とか始めようかなと考えているKKTです。

いつかの渋谷カップを反省していこうと思います。チームは日本リーグのメンバーでフライトAで出ました。リーダーはフライトA希望を忘れていたためSP的にはフライトBでしたが、「リストDのコンベンションカードを登録お願いします」とかメールしていたので(セクショナルなのでリストD使用不可)、S後さんが気を利かせてAにしてくれました。有難い。

早速振り返っていきます。

QJ98xx

あなたはEAST。

#5 they vul 2nd
-----
AK
QJ9873
AKT94

(P)-1D-(1H)-1S;
(P)-?

リビッドはどうしますか？

2Cか3C、ゲームフォースをするかどうかのジャッジです。シェイプを活かした5m(6m)が本命。必要なカードはDA,DK,CQから1枚くらい、あとはマイナーのサポートが欲しいです。

パートナーは1Sレスポンスしているのでまあ一枚くらいは期待できそうですし、マイナーのサポートも持ってる可能性有るので3CでGFしました。

(P)-1D-(1H)-1S;
(P)-3C-(P)-3S;
(P)-4C-(P)-5C///

となってEASTの5Cに。

実際の配置は、

キーカードは無いものの、DAリードだったのでラフィングフィネスして7メイク。6Cが良かったなあと思いましたがビッドするのは難しいので、5Cでも十分良いコントラクトそうな雰囲気です。

裏は同じ展開で2Cを選んで、
(P)-1D-(1H)-1S;
(P)-2C-(P)-P;
(2H)-3C-(P)-4C;
(P)-5C///
5Cに。裏のフライトAのREGが2Cを選んでいたのが意外でした。パートナースーツがボイドとはいえサイドに3点くらいは期待できそうなので、かなり3Cが良いと自分は思ってます。

続いて、

ガジリのメリット

こちらはフルハンドから。

表:1S-1NT;2C-2D;2S///
裏:1S-1NT;2C-2NT///

自分たちは表でガジリを使って、2C=F1、2D=8+、2S=11-14,BAL風と展開。2S=11-14なので、EAST目線から3NTは無さそうなのでパスできます。
裏は2C=11-18なので2Sか2NTのどちらで繋ぐか微妙なところです。裏は2NTで繋いで2NT1ダウン、表は2S3メイクで6取りでした。
ガジリを使用するとオープナーのリビッドレンジを11-14と15+に分けることができるので、レスポンダーの8-11で困りにくくなるのが良いところです。

実戦で取り決めが活きて良かったです。試合でシステムの勝利によって得点するのもブリッジの楽しい瞬間の一つと考えてます。こういうのがたまにあると嬉しいです。

続いて、

マージナルなハンドのジャッジ

あなたはEAST

8番、both non vul 3番手

Q953
AJ75
A987
6

1C-(P)-1H-(1S);
2C-(P)-2NT-(P);
3D-(P)-?

2NTで繋いだらパートナーから3Dが返ってきました。アクションはどうしますか？

3Dの取り決めは特にないですが、おそらくC6D4の上位50%くらいの手だと考えました。理由は、
・NFならパスか3Cをビッドしそう
・WEST目線、EASTには4450とかも有るので5Dが良いかもしれないから、NATでビッドしたい。
・ストッパーショーイングは3Mを使えば事足りがち

この仮定で自分の手を見ると、おそらく3NTは良くないです。パートナーはマイナーに10枚以上有るのでメジャーがかなり薄いと想定できるためです。なのでパス、4D、5Dの3択と考えました。

実際にはパスを選択。サウスがオーバーコールしているからダイヤのブレークが悪そうなこと、こちらの点数は合わせて24-25くらいなので5Dにはバリュー不足風だからです。8割くらいの確率で3Dがベスコンだと思いました。

実際の配置は、

3Dは4メイク、良いストップでした。パートナーのハンドはおおよそ想定通り。こういうのもできるので、D4C6は良い手ならダイヤ紹介するのが好手になりそうです。パートナーの良いビッドでした。

最後に、

QJ98の6枚②

あなたはEAST。

10番、both vul 1番手

KT75
----
763
QJ9865

P-(P)-1S-(1NT);
?

またもQJ98の6枚。右手は1NTが好きなフライトAのREGです。何をビッドしますか？

自分はちょっと背伸びして4Sをビッド。理由は下です。
・シェイプが有るので4Sは十分メイクチャンスがある。
・X then 3SでINVしてもハンドが伝わらないのであまり意味がない。
・相手の4Hや5Dをブロックしたい。
・最後のゲスは相手にさせたい。
競り合いでは「早く高くシンプルに」をモットーにしてます。

実際のハンドは、

うちのテーブルではCAリードからだったので、切ってスペードフィネスして集めてCQの下にダイヤ捨ててメイクでした。今回もQJ98の6枚の対面はボイドでした。

裏も同じビッド展開でリードがスペード、そのまま集めてしまったのでトリックショートしてダウンして+12IMP。裏の上手なリードでした。

そんな感じでR1は表裏調子よく、REG3人のチームに14VPくらい取って勝ち。初戦から強いチームに勝てて良いスタートになりました。続く。