ポーカースターズの2NL制覇チャレンジ中。KKTです。

運良く決勝へ進み、関東との決勝。格上だが、こちらのミスが少なければチャンスはあると思っていた。

前半
私はWEST。
#7 both vul 2番手

87632
9
AQT753
5

(1NT)-?

1NT=12-14,BAL

敵のWEAK NTオープンに対してボスバルの二番手でどうするかという問題。
シェイプがあるので2SでS+mを示したいところ。ビッドしないと4Sを逃す可能性もある。

だが、ボスバルの2番手なのでバリューを期待されてしまいオーバーランするかもしれないのと、スペードの内容が悪くて2Sが結構落ちるかもしれない。

という感じで悩ましいのだが、裏はWEAK NTじゃないから1SでOCしてそうなので、こちらも一度動いておくことにした。

その後の展開は
(1NT)-2S-(3NT)-X;
(4C)///

パートナーが敵の3NTにXをした。

この状況のXは三通りで、①OCしたスーツのアナーを持ってるので打ってほしい②私のスーツに向けて打ってほしい③何を打っても落ちそう

のどれか。3NTxになったら困るところだったが、敵が4Cへ逃げたので一安心。

全体の配置は以下。

ハートのリードから4Cは2ダウン。3NTxはうまくプレー出来ればメイクするかもという感じ。

パートナーの3NTへのXは良いXだった。
3NTへXしないと3NTはプレーされるし、ハートリードは来なさそう。
逆にXをしておけば、ハートリードが来る確率が上がって、3NTをプレーされなくなるかもしれない。

改善するとすれば、流れてきた4Cも出来そうにないからXするべきだったんじゃないかと思う。
パートナーはS+Dを持っていて、自分はH+Cを持っていて、点数も結構こちらにありそうで、ハートは3つ取れそうな感じ。4Cxはたくさん落ちてもおかしくないし、逃げ場は無い。

そんなこんなで前半はこちらのペアに明らかなミスは一つもなく、敵はいくつか失敗していたのでいい感じに32-8で折り返した。

こちらにシート選択権があったので、後半も同じ相手との対戦を選択。

私はWEST。

#26 both vul 3番手

J4
A9654
K2
AKQ9

P-(2S)-?

What is your call?

パスかXか3Hの選択。

ゲームをプレーするとしたら4Hが近いだろうから、ゲームを目指すとしたら3Hが良さそうな感じ。
一方でハートの内容が悪いので、3Hが結構落ちるかもしれないのが危険。

また、クラブやNTの方がいいときもあって、その場合にはXが良い。

そもそも何もフィットしていなかったり、パートナーがめちゃくちゃ弱い手を持っているときにはパスが正解。今回はパートナーがすでにパスしているのでこの選択もあり得るか。

という感じで結構悩ましい。
どの選択もそれなりに失点するケースがあるので、最も失点が小さくなりそうなものを選ぶことにした。

今回はこちらがバルなので、ゲームルーズするのが一番まずいと考えて3Hを選んだ。Xされなければ失点は少ないでしょうという判断。

結果は以下。

Xが正解のパターンだった。3Hは3つくらい落ちた。
マイナーの内容が良いのでXの方が良かったかもという感じ。

裏は3CをWがプレーしてたので、もしかしたら2Sオープンしてないのかもしれない。

みんなは何をプレーしたか確認すると、

フライトAは4Hダウンが1テーブル、3Hダウンが2テーブル、3Cメイクが1テーブル。

フライトBは3Hダウンが2テーブル、2H3メイクが1テーブル、3Cメイクが1テーブル。

フライトBの3CはEがプレーしてるので、Xを選んだのかもしれない。
全体では3HでOCしてるのが多数派だったのかな。
こういったマージナルな手で外してしまうのは仕方ないかという感じ。

こちらのペアの大きな失点は26ボードでこの3H一つだった。

敵ペアはスラムルーズ2、ゲームルーズ3と大きなミスがたくさんあって、結局はダブルスコアで快勝した。なかなか優勝が遠かった地域対抗戦で優勝できてうれしい。

フライトA常連チームでもこれだけたくさんミスするのだから、フライトAのフィールドでもミスを少なくプレーできれば勝つチャンスが十分あるということが分かったのが良かった。

次は高松、日本リーグあたりで良い結果を残せるように、
ミスしそうなシチュエーションを中心に練習して臨みたい。