ロボットと半導体で世界の覇権を握るのはどこ?
突然ですが2014年の世界で稼働しているロボットが生産された国の上位7か国を見てください!
「日本めっちゃ強いじゃん!いいね!」
と思いますよね!日本は2位のアメリカを大きく引き離してダントツです。
なんですが、、、2014年〜2017年の推移を見てみるとそうも言えなさそうです。
ええええ!!!
中国が大きく伸びています。日本は横ばいか少し下落傾向。あとはアメリカと韓国は着実に伸びている感じですね。このままだと2位の座も怪しそうです。
ロボットといえば、その脳みそともなる半導体はどこが作っているのでしょうか?
半導体の2018年の売り上げ上位10社と、それがどこの国の会社なのかをランキングにすると以下です。
おおお!韓国とアメリカが強い!!
・・・と、ここで思いましたよね?
「あれ、中国の企業入ってないんだ。」
そうなんですね。中国の半導体はアメリカや韓国からの輸入に頼っています。実際、2018年の中国国内のICの売り上げは1,550億ドルで、そのうち中国国内に本社を置く企業の売り上げは65億ドルで、全体の4.2%しかないんです。
なので、中国としてはこの輸出依存となっている半導体の国内生産力を高めることに注力しているようです。
一方で、まだその課題は解消できておらず、アメリカなどから多く輸入しているのが現状なので、今のアメリカからの関税強化はこの辺の産業への影響もありそうですね。
なんとなく興味本位で調べてみたロボットの話が今の米中貿易摩擦の話につながるとは、、、世界は色々な要素が絡み合って動いてる感じがして面白いです!
ではまた!
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