VRChat VRAA01 応募作品作成に関する基本方針とコンセプト

こんにちは!Klueleです。
このたび、5/15から登録が開始されたVR建築コンテスト「VR Architecture Award」に応募することにしました。恐れ多いワールド作者様の中で作品を提出していいのか悩むところですが、自分の可能な限りの内容で作成に臨みたいと思います。

ここで、今回の応募作品を作成するにあたり基本方針を定めます。

1.基本方針
 ・使用したアセットやギミックの内容を可能な限り公開します。(作成期間含む)
 ・ワールドの作成方法に関する質問、問い合わせの全てに回答します。

基本方針を決めるにあたり、「バーチャル・コミュニケーション」という募集テーマが何を意味するのか考えました。
そもそもコミュニケーションとは何を指すのでしょうか。開催概要には「何らかの出会い・交流・変化をもたらす全ての情報伝達を指す」とあります。
また、VRAAは実空間と情報空間が融合したときにどのように生きていけるかを問うコンセプトとなっています。
私はこのような趣旨を見て、応募作品のみならず応募作品を作成する過程においても実空間と情報空間のコミュニケーションを重要視すべきだと考えました。また、第0回と比較して審査員やスポンサーがより実空間に近い存在であると思われることから、VRChatという情報空間の枠を超えた場所においてもコミュニケーションを取ることを求められているのではないかと思いました。現実的な理由により、対応できる範囲は限定されると想定されますが、この基本方針の下で作成していきます。

2.コンセプト
 ・実空間から情報空間へやってくる存在に対してフレンドリーな空間の提供

コミュニケーションはどのような空間で生まれるのでしょうか。
私がまず考えた場面は、実空間から情報空間へと入ってきて間もないころのことです。実空間から情報空間からやってくるとき、そのギャップに少なくない違和感を覚え、多くの助けが必要になるのは間違いありません。初めての方にやさしく、できればVRChatのことについて必要な情報を提供できれば、それは1つのコミュニケーションと言えると思います。
また、必要に迫られるか如何にかかわらず、それは幸福なものであるべきです。ワールドは人そのものを変えることができませんが、コミュニケーションをより幸福なものにできることは確信しています。私は、何が幸福なコミュニケーションを導くかを考えながら実装を行います。
特に、私は実空間からやってくる人により焦点を当てたいと思っています。実空間から情報空間にやってくる存在が、私の作品を見て何を考えるかをより重視します。その結果はVRChatの世界に慣れた人から見ると凡庸で、常識にとらわれたものになるでしょう。

ここまでで、VRAA01の応募作品作成に関する基本方針とコンセプトを説明しました。それでは、楽しいVRChatライフを!

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