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花火

夏になり、花火を見る機会が増えた。

人が花火に惹かれるのは、その華麗さと儚さに人生を見るからではなかろうか。

花火はいい。

打ち上げ花火でも、線香花火でもよい。

そして、夜の闇の中でこそ、美しい。

昼に上げる馬鹿がいるのか?!といえば、現代はこぞって昼に花火を打ち上げ、打ち上げた本数を競っているかのようだ。

一発でよいから、会心の火花を散らせたい。

花と火を愛しやまない思いあり我が憧れよ夜空に散らん


人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。