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消費税

消費税が10%に引き上げられ、1週間程が過ぎ、特段、生活に大きな変化はないのだが、これから起こる事を記しておく事とする。

まず、景気の後退。

歴史的な観点からも、増税後に景気が良くなった試しはない。

そして、景気が悪くなると、途端に社会に閉塞感、停滞感が漂い始め、社会的弱者やマイノリティーへの攻撃、排斥が強まってゆく。

勿論、犯罪や自殺者も増えるだろう。

過去2度の消費税増税を経て、こうまで起こりうる事が分かりきっているにも関わらず、増税が施行される事を理解している人は多くない。

それがとても悲しい。

今まで、消費税によって確保された税収と法人税が減額されてその分、減った税収の金額はほぼ同額と言われている。

その結果、企業の内部留保は増えたものの、労働者の賃金は上昇していない。

誰も望んではいないにも関わらず、誰も望んでいない方向に向かっているような気がしてならない。

果たして、

企業が悪いのだろうか?

政治家が悪だろうか?

官僚が悪いのだろうか?

マスコミが悪いのだろうか?

賢しげに誰かのせいにし、結論づけ、諦めてしまう事を俺はもうしたくない。

組織において、個人の単位では望んでいない事が組織の体制や文化から、ごく自然な流れで進んでしまう事はよくある事と認識しているし、経験もしてきた。

これをどの様にして、いかにしたら止めてゆけるのかをよく考える。

そして、出した1つの答えは組織を変えるのではなく、個人に地道に働きかけてゆくのが一番の近道ではないかということだ。

縁ある人に淡々と。

自分の生き方や姿を通してだ。

今回の増税を止めることは当然、出来なかったわけだが、今後も組織の持つ力や恐怖に対して、全力で抗っていきたい。

その為にも、こうして毎日noteを書き、記し、更新し続けたい。

あまてらすひのひかりこそたよりとしちをはひあけんあらたないわと




人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。