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もう1ヶ月も前のことだけど

こんばんは。今日もお疲れ様です。
って例文が載っていたのでそのまま打ってみた。
丁寧な入りだね。いいね。

『ファンタスティックベイビーズ』の感想祭り前編を読んでくれた皆さまありがとうございます。読み返したらラストは可愛いしか言ってなかった。可愛いが止まらなかったね。

さて続きを、おっと、いきなり辛い出来事が。どこ切り取ってもそうなりそうやけどもね、こっから。アシタカが真実に気づくところだね…ぐっ…。
ジョーカーの「あ、じゃあダメかあ……」はみんな大好きだよね。可愛いよね。また可愛いって言ってる。
アシタカやジョーカーのことがネットでどんどん広まっていくのはやっぱり恐ろしいなぁと思いました。語彙力のない感想になっちゃった。目の前で文字でなく音のある言葉でたくさん傷付くことを言われたジョーカーにとっては、画面の中で知らない人たちにあれこれ言われることはきっとどうだっていいことで。どうだっていいってのは違うか。全く傷付かないわけではないはずやけど、無数の知らない人たちからの言葉より目の前のクラスメイトからの言葉のが痛いのを知っているんだなあって。思いました。一方でアシタカの、どんどん自分のことが勝手に広まって、それに対してきっと誹謗中傷なんかもあって、その怖さも想像出来るよねぇ。匿名という加害者が一人でも減って欲しい。
ジョーカーの今を楽しもうって姿勢が好きさ。
あとさ、アシタカの、カヤは特別だ。ってのはさ、本気なんだろうねぇ。あちらこちらへふらりふらりしてっけどさ、実際に特別なんだろうねぇ。嘘はついてないんやろな、なんだろね、欲だよね、人間って一人しか愛せない生き物じゃないもんね。カヤにはきっと通じないけども、ばちぼこ殴られると思うけども。押しに弱いんやろな、アシタカ。モテる男、アシタカ。ちゃんと怒られた方がいいね。
カヤからの電話、回想シーン!ここの安東刑事好き。安東刑事の2時間ドラマやってほしい、見る。カヤのサイン貰ったことが後に何か繋がるのでは!と思っていたけどきっとほんまにただのファンなんやろな。意味深め。
誤魔化してるカヤがとってもキュートだなぁって思ってたら真相のシーンよ、シリアスよ、ドキドキ。
チチタカ!!!!!!!!!!!なんであなたが多くの人から恋され愛されたのか、ちょっと分かった気がします。そんで凄く父親。「起きたらもうちょいまとめて言おう」って!!!!なんだよ今書きながら泣きそうだよ。にっこにこしてさ〜幸せそうな顔でさ〜アシタカの幸せを願ってさ〜なんでふんどしなんだよ!!!!最高かよ!!!!
服が綺麗に破れたのコントみたいだったな。「いや待てよ」でマリオジャンプ姿の篠原さんが忘れられない、良いジャンプだった。最後の「あーあ……」も台本で見ると切ないな。元気よく言ってたのも切なくなってくるわ!なんやの!!!
カヤも見たからには伝えずにはいられなかったんよな。伝えるべきか伝えないべきか、どっちがいいのか。カヤ一人が抱えることではないもんな。でも
アシタカの心は壊れちゃうよな。あいつが悪かったっていうそれだけが保っていられた理由だったのに、それがなくなるんやもん。右腕も疼くわ。ジョーカーと一緒に心配する私たち。

動物園のシーンだ。名前だけやと楽しそうなシーンやな。動物はたっくさんの種類がいますものね。
遊び人なのか、この役名。当パンで見て動物園っていう役名かと思ってた。遊び人ね、遊び人。大分ヤバいですもんね、彼。何人もがっつり犠牲者いますもんね。生まれた時からの感覚なのか何かきっかけで生まれた感覚なのか。ただただドSなだけなのか。ちょっとこういう危険人物ってどうしてこうなったのか気になるんですよね。リリみたいな子巻き込んでたら犯罪者やもんな。バーサーカーと人魚姫とブタとだけ遊んでたらええけど。いや、彼らもどうしてそこにその姿でいるのか分からんか。ここ変に考えれば考えるほど闇。ヤバい闇。あんま突っ込まん方が良さそうです皆さん。
ケータがリリを守ってくれた、と捉えるべきか。あの万能魚🐟遊び人の倒れ方良かったな。バーサーカーの暴れだしそう感、人魚姫のかなり照れ屋さんなところ、ブタに例えられて欲望の塊に見えた父、も良かったな。なんだこのシーン怖いて。リリ早くこっちおいで。

アシタカの子どもの頃の回想シーン、これもそれぞれの立場になって考えると何とも言えねぇですよねぇ。チチタカは浮気性でその点についてはどうしようもないねぇって感じなんですけど、アシタカへの愛情はずっと変わらずあったんだなぁと。切ねえて、それが切ねえんやて。それはほんまなんやなって、篠原さんの笑顔がそう言ってた。言ってたよね?言ってたと言って。ハハタカもねぇ、自分だけで抱えすぎてしまったんやな。そんでチチタカのこと愛してたからこそ爆発してしまったんやなぁ。アシタカの幸せがなんなのか間違えちゃっているけどね、そこはダメなんやけど、平川ちゃんの真っ直ぐな視線と声が弱々とアシタカに向けられた時に、壊れちゃった…って思いました。怖かったねアシタカ。子アシタカのモノローグ良かったな。あれ好きだな。子どもの出す答えと違いますやん、もっともっとずっと泣いててもいいのに、必死に走り回って考えた結果が家に帰ることなのよ。怖いのが消えていいな、が胸に刺さりました。きっと、そうなんよな。楽やなって思うもの。でもね子アシタカ、生きてくれてありがとう。お父さんにまた会えた。お父さんはとっても嬉しかったさ。それとジョーカーとも出会えた。きっと短い期間だったけどお互いに、人生の大切な時間になっているんだろうな。
このままジョーカーキッス(そんなタイトルなんだね)まで書くけども、ジョーカーはなんて優しいんだろうねぇ!!痛みを知っているからこその優しさ強さだよねぇ!!!お前さんはほんまに幸せであってくれ。あんたが幸せにならなくて誰が幸せになんだよ。ジョーカーの愛情を、アシタカはどう思ったのかな。私は温かいものであったらいいなと思っちゃう。嬉しさに近いものであったらいいなと思っちゃう。だからこそ、去ってしまったのかなって。自分が自分を愛せなくなってしまったんだなって。辛いな、おい。なんだよ。辛いな。痛い。

そんな痛みを抱えて、リリとケータだね。ドンキホーテも共通のものになってるね。ホテルのシーンは一部だけ切り取れば世界一幸せな二人よなぁ。可愛くて若くてキラキラしてる。やだ、ト書きに世界で一番ピュアなキスて書いてるやん。そら世界一幸せやわ。拍手。の後の現実を知らせる電話。
リリの帰る場所がないってなって、ケータがトー横は?って言った後のリリの叫び、ああ…ってなった。いやなにこの文章。ほんま伝わらん文章。読んでくれている人おったらごめんなさいね、語彙力なくて、へへ。
ずっとそこじゃないどこかへ行きたくて、帰る場所が欲しくて、一秒一秒必死に生きてたんだな。ケータもそうよな。この先に何があるんだろうってのも分かる。私はあなたたちが選んだものが間違っていたとは思わない。実際に現実は酷くて苦しくて、幸せを重ねてもそれに負けそうになったりする。ただ、二人にとって生きていて良かったなって思えるような、すごくキレイなシーンが未来にもあったんじゃないかって思っちゃうから、生きていて欲しかったです、私の我儘さ。二人の幸せを願っているよ。

居酒屋に来てブタが立った時の現実感エグかったな。うわ、人間だ…ってなった。奇妙だった、人間なのに元々。なんか妖怪として見てたんやな。とりあえず遊び人とブタたちは小さな世界で生きてくれ。巻き込んでくれるなよ周りの人生を。ごめんねあなたたちにも色々な過去があるんやろうけど、そっちの感情で受け入れられなかった今。あーなんか観てる時はそんな思ってなかったんやけど今思い出したらブタ父ムカつくな!!!!!一人の人生壊しておいてヘラヘラしてんじゃねえ!!!!!!あとブタに謝れ!!!!ブタさんって凄くステキなんだから!!!!!!!!分かってる門田さんに罪はない。門田さんのことは好きだ。でもあの時の門田さんは許せない。他の時はあんな愛しいのに、役者って凄いな。
小林さんがさ〜あの絶望の表情がさ〜なんで私二人を止められなかったんだって思いました(入り込むタイプ)当人たちのことを思うと止められないんやけど、残される人たちのことを思うと、どんなことしても止めておかないといけないって思うんですよね。だって残される人たちはこれからも生きていくんですから。生きるって痛いですから。小林さん、幸せなベイビーになってね…。

ここから久しぶりに書いています。いらない情報をも入れていくよ。随分と時間が経っちゃっているけどまだ頭にも心にも残っているから(台本もあるし)書いていきますよっと。あらよっと。

リリとケータが一歩踏み出したとこからだよ、みんな。店長の「死ぬなら人に迷惑かけずに死ねってんだよなあ…」ってさ、多くの人が思うし口に出すけど、きつい言葉だなって感じます、はい。死ぬ時くらい盛大に迷惑かけてやるぞって思いの人もいるだろうし、そもそもそんな迷惑だのなんだの考えられなくなっていたりもするし、こうやって誰かの世界を巻き込まないと叫び声も届かなかったりするのかなあって。勿論ね、全てを肯定するわけではないですけども、私達はリリとケータの人生の濃い大切な一部を見てしまったから、そういうよくある言葉がチクリとしちまいますよねっていう、ね。店長もファティマさんもミヤタさんもお疲れ様です。

ミヤタさんと妻さんのやり取り、ぐぅ〜!なんなんやここの、なんというか、家族という関係性のぐにゃりとしたもの。
心にゆったりしたスペースがないと、許せていたものが許せなくなったり、気にならなかったものが物凄く気になってきたりするもんな。この日を乗り切れば大丈夫!っていうのが子育てや家族にはないから、あっても未確定なとっても長いものだから、ゆったりスペースはいつまでも確保出来なかったりするんだろうなぁ。ミヤタさんの限界ギリギリまで飲み込んでいたものを、大きく爆発してしまう前に、出来る限り優しい温度の言葉で伝えられたことは良かったなと。妻さんが、夫さんへの態度がそうなってしまっていたことにハッとした時の、間と表情がなんだか辛かったな。ミヤタさんはすぐには変わらないかもと言っていたけど、すぐにおやすみを伝えてくれた妻さんを抱きしめたくなった。抱きしめてやってくれと思った。分かんないけど、愛だなと思いました。
こないだテレビで芸人の横澤夏子さんが「可愛い子どもを可愛いと思えなくなっちゃう時もあるじゃないですか」と泣きながら話していているのを見て、そりゃそうだよなぁ、無償の愛も途切れず永遠ではないよなぁ。泣きながらってのがさ、とても響いてさ。これなんじゃないかなって。子どもでも家族でも、恋人でも友達でも、一秒一秒ずっとポジティブな想いだけではないから、その時間が減っていったり続く時間が短くなっていくと、ガタガタ道にもなるよねぇ、と。ミヤタ家にとって、ミヤタさんが飲み込みすぎずに伝えたことはめっちゃ大事なことだったと思いました。ミヤタさんには心のゆったりスペースが出来たわけだ。

ジョーカーの鰤(でしたよね…?)を持って振り返った時の笑顔素敵でしたね。故にその後の寂しい表情が切ねえんだ…。ピチピチ…。
アシタカは生きることを終えて、ジョーカーは新たに生きることを選んでいく。来世があるなら、また二人が友達になれたらいいなと勝手に思っています。
絶望の話、きっと絶望も人それぞれなんだろうけど、孤独ってのは絶望に繋がりやすいし、失うことも絶望に繋がりやすい、私にとっては。
大好きな家族のわんこが亡くなった時、心にすんごい大きな穴がぽっかり出来て、そのぽっかりに気づいた時に、あ、無理だなぁ、困ったなぁってなったの。死にたいではなくて、生きていられないなぁって思ったの。どうにかこうにかして今生きているけれど、ぽっかり穴は仮に縮まっても塞がることはないから、そんなぽっかり穴が生きていくと増えていくわけで。単純に怖いなと思う。よく生きてんな、私も皆も。ジョーカーも。
このシーン出演している劇団員のみで、にこにこしちゃいましたね。

カルト教団のとこのヒロ、苦しかったねぇ。お姉ちゃんが開いたネットの先にある多くは、鋭くて無責任な言葉なのに、その中の小さな助けてを無視できなくて正義という仮面を被って行ってしまう。正義ってそれぞれにあるんじゃなくて、共有するものなんだけどな。それぞれに正義があったらなんでもかんでも正義になっちゃうものね。難しいね正義は。
教団の幹部、めちゃめちゃ浪費してたなぁ、服装から察するに。てか幹部なんやな、トップと思ってた。凄い貫禄だ。
久間さん母が拠り所を無くして抜け殻みたいになっちゃった姿は何とも言えん切なさがあったなぁ。悪いことしている教団がなくなったのは良いことなのに、良いことばかりにはなっていかないんだものねぇ。生きていくときに、拠り所って大切なんだなってじわっと思いました。たった一つの拠り所になっちゃってたんだなぁ。切ない。思い出しても切ない。すぐ横に一番の存在がいるのに。悪魔も天使もいないのか。

姉とヒロの、母との思い出の差もリアルですよね。
私はお兄ちゃんがいるんですけども、良くも悪くもお兄ちゃんにしかない思い出もあるし、捉え方や感じ方の違いもあるから、お兄ちゃんだけの、私だけの、おとんおかんの思い出もあるわけで。年上年下の違いもあるし性別の違いもある。それぞれの立場で、良いことも嫌なこともあるはずやから、お姉ちゃんの「なにそれズルいじゃん、あたしそんな思い出一つもないよ」がとても印象的です。
ズルい、って羨ましいと似ていて、似ているというか羨ましいが含まれていて、いいなぁ羨ましいなぁって時に使う人も多いと思うんですけど、私それ苦手なんですね。ズルいって何か、抜け駆けしたなとか正当じゃない方法でとか、悪いことしたみたいな感じじゃないですか。いいなぁ、羨ましいなって言えばいいのになぁって思うんです、そういう時は。もちろん、羨ましいで収まらない感情があって、本人的にはズルいのがしっくりくるから使っているのかなとも思うんですけど。嫉妬が入ってくるのか、あ、嫉妬ね。今書きながら納得しています自分で。自問自答だね。解決しそうです。
やけんこのお姉ちゃんのズルいは、うん、ズルいよな。別にヒロが悪い方法で母の愛を受けたわけではないけど、自分にも与えられていいはずなのに一つも思い出せない。羨ましいし、でも同時に嫌な気持ちにもなる。お母さんのことが許せないし、許したら駄目だって自分を、ヒロを、束縛しているのかなぁ。本当に一つもないかもしれないけど、記憶には残らないどこかで、あのお母さんがお姉ちゃんを愛しく抱きしめたことはきっとあるはずだと信じたい私です。めそめそ。
やり直すチャンスと許すチャンス、今からでもあるよ!!!!!!と叫びたかったけど、簡単やないわな。お姉ちゃんはずっと子どものままで、ヒロのが先に大人になろうとしてて。これは第三者が必要だぞ。二人じゃ駄目だ。私が入るか…?と思ったけど、あの世界には入れないので見守るしかない。くっ。
マナブちゃんとアレフさんが仲良さそうにしてて嬉しかった。

ひろしの片翼の天使のシーンだ。
マナブちゃんは公園で会う、一見皆が怖がって近寄らないような人と仲良くなっていて、とても素敵な子だなと思いました。私も友達になりたい。
自分にとってマイナスに感じることもプラスになったりするから面白いねぇ。手羽先の羽がバズって嬉しくなりました。台本で気づいたけど、ホームレス中学生めちゃくちゃ回収されてんだ。歌とダンスに夢中になっちゃってたなこりゃ。
セフィロスの元ネタをまっっったく知らなかっけど、格好良さと面白さが伝わってきたのでにこにこしちゃいました。あと皆素敵な「セフィロス!!!」だったね。歌声も。佐々木くんの強い歌声凄かったな。

怪人モラルハラスメント。モラハラって何となくで分かってたけど、調べてみると内容いじめやね。精神的なのは一番あかん。心死んだらあかん。
もうさ〜ここのシーンはさ〜、姉が「こんな人が母親やってたんじゃ、子どもも絶対不幸になるよ」って言った後の、ミヤタさんの妻さんの「えっ」が苦しくてねぇ。妻さんも限界ギリギリのところでぐっと立っていて、大好きでいたいのに大好きばかりでいられない苦しさがあったんだなぁって。
お姉ちゃんの行き過ぎた自分だけの正義がついにはっきりと命を奪ってしまったことで、許せなくなっちゃったな。この件に関しては本当に許せなくなっちゃった。せっかくミヤタさんが踏み出したのに、妻さんも受け止めて歩こうとしたのに。
最後の姉とヒロのやり取り、お姉ちゃんの子どもの残酷さが出てて、この先どうなってくんだおいおいおいおい、と大きく息を吸いました。

セフィロスチャンネルのところ、ネットの嫌なところ満載だったな。単純に100万人も登録者数がいるって凄すぎる。片翼の力凄いねぇ。
視聴者が次々と個人情報晒してくるの悪気なくなってんのが本当に怖い。人気者になったら、有名になったら当たり前みたいなのが怖い。でもそれ以上に、吃音についてコメントしてきたやつが一番嫌だったな。あいつは一番許せん。おこ。
これ書いたっけ。内容がダブってたらごめんなんやけど、私が吃音ってのを知ったのが出演した舞台で取り扱った時だったんですね。それで、小学生の時の友達を思い出したんです。
その男の子、今思えば吃音だったんですけど、その当時はそんなこと知らないから、そういう話し方のお友達って認識でした。からかっている子もいたかもしれないけど、別に聞き取りづらいとかもなかったし、なんならゆっくりした時間だからその子のお話を聞くのが好きでした。お喋りな子だった記憶です。元気かなぁ。嫌な思いしてないといいな。だからひろしの吃音のこと言ってきたやつ許さんからな。おこ。

ああ、真夜中の目的地というタイトルもいいですね。ここは絶望と希望が入り交じっていて感情があっちこっちしちゃう。
さっきのジョーカーのところでも書いたんですけど、大切な何かを失ったときに心にぽっかり穴が開いて、完全に埋まることはきっとない。ミヤタさんやミーちゃんにとって妻さんはとんでもなく大きな、心の半分は彼女で埋まっていただろうから、生きていることが凄い。立ってられないはずだ。
二人の会話の一つ一つがこちらの感情をぼこぼこにしてくるので敢えて触れません。ぼこぼこになっちまうので。ミーちゃんがいてくれて良かった。ミヤタさんが生きていてくれて良かった。この先、きっと毎日毎時間、いないことに絶望してはいてくれることに希望を感じて、何度も二人で夜を旅して生きていくんだろうな。生きるって本当に苦しいな。でも信じられないくらい素晴らしい幸せが待っていたりするから、生きていられるんだろうな。
二人がアイナに出会ってくれて良かった。歌の力って本当に凄いもんね!人間って生きるために最高なもんたくさん生み出してんだなぁ、すげえや。
妻さん、天国からでなくとも、好きなだけ二人の近くで見守っていてね。それも辛いか。でもきっと大丈夫よ。二人にとって妻さんは大好きな妻さんで大好きなお母さんだもの。ちょっと胸が苦しいのでこの話はここまでにしとこう。ぼこぼこになっちゃうので。

限界ギリギリで生きている人は思っている以上に多いんやろなぁ、きっと。と思わせる、疲れた女さんとひろしの「もぉー無理だぁ…」だった。最後のきっかけなんて小さくても、それまでが大きいんだ。
ひろしの、心の叫びはぐっときたよねぇ、ね。愛してるって言われてみてえよな誰でも。言われたいし言っていきたいよね。あとお父さんとお母さんに迷惑ばっかかけたやつのまま死にたくないってのもぐっときましたねぇ、ね。世間にもってのがあるけど、何よりお父さんとお母さんだ、ここはね。そんなことより迷惑たくさんかけていいから生きていてくれって、ひろしの両親は思ってるだろうなぁ。全親がそうではないかもしれないけど、ひろしの両親はそうだね、そうさ。
煽ってる奴らは許さない。画面通してるけど現実だからな!!!関係ないと思ってるかもしれんけど他人事やなくなる時がやってくるからな!!!許しません。おこ。マナブちゃんとアレフさんは叫び続けてくれたこと感謝します(誰)
てかさ!!!!!羽がさ!!!ぶわっっっって!!めっっっちゃ美しかったね???!!疲れた女さんの「天使だ」の後に「天使だ…」って心の中で言いました。はっきりと。美しかった。疲れた女さんと母さんが救われるのを目の当たりにして、神話を目撃した気分でした。あれは美しかった。大好きなシーンです。素晴らしい。大絶賛。ありがとう。

アイナのクライマックス!!
アイナの存在が自分は一番近い存在で、だから歌を続けてくれて嬉しかったなぁ。別の仕事をしようとした気持ちも分かるし、しっかりしたいって思いとか、もういいかなそろそろかなみたいな感覚とか。
でも続けたいのよね、歌が好きなんよね。アイナがミヤタさんとミーちゃんと、アレフさんと出会えて良かった。アイナほお姉ちゃんがお姉ちゃんで良かったなぁ。アイナのお母さんがお母さんで良かったし、お父さんがお父さんで良かった。もう何がなんだかですね。私もそう思います。
アイナが母の日に贈る花は、アイナにしかプレゼント出来ないお花だもんなぁ。お母さん嬉しいだろうなぁ。今年は母の日に何を贈ろうかなぁ。父の日に何を贈ろうかなぁ。
平川アイナの最後の笑顔素敵だったな☻

あ!ねえ!このひろしと母娘のシーン好きなんだ〜。久間さん母が元気になったことも嬉しいし、疲れた女さんの疲れが取れて、お母さんと楽しそうに話しているのも嬉しいし、ひろしが持つ優しさに溢れた配信やっているのも嬉しい。母娘のスシロー奢ってよ、やだ、っていうやり取りのところ、きっと二人はこんなやり取りをしていた母娘だったんだなって伝わってきてにこにこでした。
誰も無理していなくて、救われていて嬉しかった。このシーン好きなんだ〜。長く続いてほしいな。

もうすぐ終わりじゃないの!ひゃー。
ハッピーエンドハッピーエンドでは終わらないよなぁ、まだお姉ちゃんとヒロの問題があるもんね!
ヒロがずっと苦しそうで辛いぜ。それと同時にお姉ちゃんにちゃんと現実を見てほしい私。でも見守るしかない。くっ。
「お前がいるだろ!」ってヒロはお姉ちゃんに言ったけど、それほどに強い言葉で言わないともうお姉ちゃんを動かせないから頑張ってんだよな。本当は優しい子だから、お姉ちゃんに対してお前なんて言いたくないだろうに。
そして突然の熊さんと突然の門田さんのお尻、そしてスルー。裏話の余談ですけど、上演中受付のとこにいるとこのシーンが終わると門田さんがダッシュで階段を駆け下りていくのが好きでした。裸足だからペタペタペタペタって早めの足音がして楽しかったです。余談!!!

ヒロの「悪いことしたから、バチがあたったんだよ」は切ないですねぇ。お姉ちゃんにだけやなくて、自分自身にもバチがあたった。そう受け入れているヒロが大人に見えて、尚助けて死にたくないと叫ぶお姉ちゃんが自分勝手で子どもに感じるシーンだったなぁ。
エンジェル☆イヤー!!!
熊さんの言葉を聞いて、そうだこの人たちはいないんだってことは思わなくて、それよりも、私たちはこの人たちの人生のほんの一部分しか見ていないんだ、何を全部見て知った気になってんだ私は。って思いました。結局はあの人のこともこの人のことも想像するしかない。自分勝手に願うしかない。こちらこそ勝手に知った気になって理解者になった気になって、ごめんなさい。でもありがとう。

熊さんの矢も本当にびっくりした。いつの間にか刺さってんだもん。なんなの皆、刺さるの上手すぎるな。びっくりだよ。
ジョーカーがブリーフでなくアシタカの服を選んだことも、お姉ちゃんにありがとうを伝えに来たことも、ジョーカーが自ら選択していることで、もしかしたら一番自分らしく生きているのはジョーカーなのかなぁと思ったりしました。ファンタスティックベイビーとして新しい人生を、というよりは、今まで出会った救ってくれた人と一緒に生きていくジョーカーの考え方があたしゃ好きです。ぜんっぜん違うかもしれないけどね!勝手な想像さ!!
お姉ちゃんは正しい正義でちゃんと人を救えていたんだな。

しかしヒロはね、すっきりはっきり出来ないですわよねぇ。
そりゃ全部なかったことには出来ないもんな。誰かを救っていることは事実だけど、命を奪ってしまったりしたことも事実で。
いつの間にか自分たちが悪にもなってしまっていたことに、お姉ちゃんに気づいて欲しかったんかな。
二人にはもう、なりたいものになってほしいな。ネグレクトを受けていた子どもだとか、正義のヒーローとお姉さんだとか、自分自身で縛ってそこから動けなくしていたけど、もっと自由に、ワクワクすることとか見つけてほしいな。と思うけども、あのバーベキューには戻ってこないだろうな。ちゃんと過去にしたことを反省して償って、生きていってくれたらと思います。誰なんだ私は。でも、本当にそう思うのです。どうか生きてね。

劇団員たちの最後の言葉。どれもこれもそのままそっくりお返しだよねぇ。ありがとう。愛してる。生きろ。言葉には出来ないから拍手さ。
もう上演から1ヶ月経ってんだけどこんなに残ってんだから、確かにそこで生きていたんだなぁって思います。ファンタスティックベイビーたちが。
ギジレン、ありがとう!!!!!

や〜、書いたねぇ。良かった書けて。
本当は一人ひとりのことも書こうと思ってたんやけど本当に長くなりすぎて終わりがいつになるか分からないから、それはやめておくね。
皆さんの持つ人間への愛だとか優しさだとかが役に血として流れていて、各々にしか出来ない人物ばかりだったなと思いました。嫌なやつも良いやつも。いろんな、舞台って凄いな、役者さんって凄いな、スタッフさんって凄いな、ギジレンって面白いな、が詰まっていて、体感時間が本当に短かったです。
本当に、皆さまありがとうございました。楽しい時間でした。舞台やってくれて嬉しかったです、ありがとう!ありがとう祭り!

またギジレンが観られる日を楽しみにしていますし、キャストさんスタッフさん皆さまのご活躍を楽しみにしています!よいしょ!
さて、カレーを食べます。みんなもたくさん食べてたくさん寝て、笑って泣いて、生きていこうね。
長い独り言文章を読んでくださってありがとうございました!!☻






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