恥の多い生涯を送って来ました。
というような、最初の1フレーズは思い浮かびませんでしたが、愛知からガタゴトと揺られている時間が長いので書き始めました。どうも私です。神近です。

舞台が終わってからの時間は、去年やってたアルバイトをまた今年もやったり、家族に会いに行ったり、初めてのサッカー観戦、山梨での時間、などなど。周りの人によっかかって生きています。ありがとうありがとう。

お盆、という時期に家族に会いに行くのは、東京に来てからだと初めてかもしれません。多分。きっと。たくさんの人がどぅわっと動くので、それが終わったら動いていました。そんなお仲間も多いよねぇ。
今年は従兄弟のお休みに合わせて親戚が集まるということで、お盆に動きました。青春18切符という名のなんか凄くお得なはずの切符で！

向かう日は二度寝してすやすや時間が多くなってしまったので、予定ぎりぎりに到着でした。ライブに、LIVE？英語のがかっこいい？LIVEに行ってきました。楽しかったのはもちろんのこと、モニターの使い方や映像の工夫が素敵で、わぁ…！と何度も感動しておりました。音楽って凄いよねぇほんまに。懐かしい曲でも初めて聴いた曲でも心動いてあっという間でした。

青春18切符のこと書こうとして日記書いちゃってますね。今は帰り道です。乗り換えをする度に、この人もあの人も青春18切符の使い手だ！着いていこう！となるので、迷わず乗り継ぎ出来ています。途中、なんか特急みたいな座席の電車に乗れました。ボックス席っていうんですか、あの配置がいいよね。横にみんなで並ぶの疲れちゃうもんね。

あと1時間くらいで着くようだ。
都会の人々が増えています。

本当に突然に、次に出る舞台のお話をしてもいいですか。記事を別にしようと思ったんですけど、なんか、こう、流れで、このまま書いちゃいます。

10月17日(火)〜24日(火)に舞台に出演します。
ロデオ★座★ヘヴン13th act+plus 
『日本演劇総理大臣賞・余話』

2人芝居を2本。1公演でどちらも上演されます。
「花のあとさき」と「わたしの戦場」
私は「花のあとさき」の方に出演します。

まずはチラシをどん。
素敵なチラシは加藤和博さんのデザインです。
仕掛けがとても好き。

この『日本演劇総理大臣賞・余話』は余話と付いている通り、『日本演劇総理大臣賞』という作品の余話、スピンオフ作品です。

『日本演劇総理大臣賞』はロデオさんで2019年に上演された作品で、今年の12月27日(水)〜30日(土)に再演されます。ど年末ですが10月公演とこちらと合わせてご観劇いただきたい作品です。

公演の説明で長くなっちゃいましたが、今回出演出来るのが私にとって、とっても幸せだよという話を始めちゃいます。自分語りでしょうか。これが。もう日記につらつら自分の話書いてる時点で自分語りってのを何度もしてんのか。うん。ね。

2019年に上演された『日本演劇総理大臣賞』、私は演出助手で参加しておりました。
顔合わせの日、同時上演でキコ主宰の小栗さんの脚本・演出『アイラブユー』のキャスト陣も一斉に集まる日。キャストの中には仲良くしている方や知り合いの方もいましたし、ロデオのお二人、澤口渉さんと音野暁さんも知り合いだったのですが、勿論初めましての皆様も多く、ピリリっとした緊張が自分の中にじわじわ広がっていったのを覚えています。
決してピリッとした顔合わせだったわけではないのです。久しぶりに合う方たち同士の明るい声とか、初めましてってしながらにこにこしている方たちの表情とかがあちこちにあったんですけど、私自身は一人そわそわ緊張していました。

稽古が始まって、『日本演劇総理大臣賞』『アイラブユー』どちらの演出助手も工藤ちゃんと私の二人でやっていました。もう工藤ちゃんに頼りっぱなし。稽古場に行く度に、新しいことがあって、毎回楽しみでした。スタジオ稽古という、一つスタジオを借りて連日稽古をする、本番直前の集中稽古ですかね、意味として、多分。つたわれ〜🙌
そのスタジオ稽古に入ってからは、どっぷりロデオ時間でした。
『アイラブユー』のことも書きたいのですが本当により長くなっちゃうので、割愛です。
『日本演劇総理大臣賞』は、柳井祥緒さんの脚本と望月清一郎さんの演出だったのですが、どこまでも深く、どこまでも遠く、柳井さんも望月さんもキャストも全員が泳ぎを止めませんでした。毎日毎日。それを毎日毎日観ることが出来て、今でもあの時間は贅沢だったなぁと思います。

だからこそ代役というのがやってくるのが恐ろしかったです。どんな時も代役というのは楽しい反面恐ろしいのですが、こと『日本演劇総理大臣賞』に関しては恐ろしさが大きかったのを覚えています。一瞬でも気を抜くなよ私！！！と。その分楽しさも倍になってやってきました。
貴重な経験だったなぁ。

幕が上がって、台風の影響だったかな、1公演中止になって追加公演して、連日たくさんの方が観に来てくださって受け止めてくださって、私も可能な限り本番を観ました。何度も何度も観ているのに、飽きたと思ったことが一度もありませんでした。これは『アイラブユー』もそうです。
飽きないって凄い。それほど私はこの作品が好きでした。そこに生きている人間が大好きでした。

そんな『日本演劇総理大臣賞』が再演！
本当に嬉しいです。キャスト陣が一部変わって、また新たな『日本演劇総理大臣賞』です。こちらも今から楽しみ。わくわくが止まりません。

で、でです。その作品の余話に、スピンオフ作品に、出られることになったのです！これはもう！！すんごくすんごく楽しみですし、とってもとっても恐ろしいです。代役ではない、私が共に生きる役がやってくるのです。なんと恐ろしくなんと喜ばしい。しかも初めての二人芝居。尊敬する鈴木朝代ちゃんと。尊敬する柳井さんの脚本と演出で。ありがたき幸せです。

周りの人たちのお力を存分に借りつつ、いや頂きつつ、私も深く遠く泳ぎます。

ご予約は8月19日(土)10:00〜です。
新宿眼科画廊という劇場ではなくギャラリーでの公演ですので、1公演のお席が少なめです。
やや、これは気になるぞ。観に行こう。と思ってくださった方は、ぜひお早めにご予約いただけますと幸いです。
お席は自由席です。

まだ稽古も始まっていませんが、ちょっと話したくなって書いてしまいました。また話を聞いて、読んでやってください。

《予約開始になったらこちらからご予約いただけます、神近の予約フォーム》

つらつらしてたらお家に向かう電車。
何を食べようか悩んでいます。みんなは何を食べたかな食べてるかな食べるのかな。元気に会いましょう。またねぇ。