安心院で感じた“家族”
安心院に行くことも、農泊体験することも、私は今回が初めてだった。
農泊体験のキャッチフレーズとして「一回泊まれば遠い親戚」とあったが、
たった一回でそこまで親密になれるのかと、少し疑ってもいた。
安心院はとてものどかな場所であった。
かえるがたくさんいて、とんびも飛んでいた。
私たちは、Nさんのお宅に訪問させていただいた。
とても明るく、暖かいご夫婦だった。
お父さんと一緒に、お家の畑でそら豆やスナップエンドウを収穫し、黒田豆の種植えをした。
その後、たくさんの竹に囲まれた山の中を歩いていった。
私たちはへとへとになっていて、お父さんから「大丈夫?」と
心配されてしまった。
お父さんはとても元気だ。
山から帰ったら、お母さんがたくさんのカレーを作って待ってくれていた。
みんなで採ったそら豆やしいたけと一緒に、外でお昼ご飯を食べた。
食後にはバナナケーキを食べながら、いろいろなお話をした。
Nさんご夫婦は、農泊を通して様々な地域から来た人たちと話せることが楽しいと話した。また、農泊という活動を通して、地域の人とのつながりも強くなり、夫婦での会話もたくさん増えたと笑っていた。
私たちは日帰りでの農泊体験であったため、夕方には帰る時間となった。
しかし、「もう帰らないといけないのか…」と自然に思っていた。
それくらい、本当に楽しく充実した時間であったし、Nさん夫婦はまるで本当の家族のようであった。
千穂
・農泊を通しての感想
私が日本に来てからまだ一ヶ月も経っていないので、日本語も流暢ではなく、交流することがちょっと難しいです。これは私が初めて日本の友達と日本の家庭に客として来て、農村生活を体験することです。私も中国農村出身ですが、コロナのせいでもう2年半の間、帰国できずにいました。しかし、おじいさん、おばあさんを見て、私も知らないうちに私のおじいさん、おばあさん、そして幼い頃から住んでいた町が思い出されます。
おじいさん、おばあさんはとても優しくて、おじいさんは家具をたくさん作ります。おばあさんが作ったカレーはとてもおいしいです。私は二杯食べました。本当に私が食べたカレーの中で一番おいしいカレーです。農作業体験をしながらも、故郷でおじいさん、おばあさんと一緒に農作業をしたことが思い出されます。私たちは一緒に胡豆と椎茸を採りましたが、やはり農村で自ら栽培した野菜が最も新鮮でおいしいです。
学校と先生が今回の特別な体験活動を提供してくれて、自然の中に入って心を楽にしてくれてありがとうございます。
PANG XIAOYU
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