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リニアマイルストーンで目標貯金額を達成せよ

前回の記事では、毎月の出費を把握し、毎月の実績を纏めて管理しましょうとお伝えしました。今回は、それを応用して年間目標を立てて、それを達成する方法についてご紹介します。

1. 1年間で貯金したい金額を決めましょう。

まずは前回見直して頂いた、変動費・固定費を基に以下の通りを詳細に記載し、毎月の貯金額を算出します。以下の数字はあくまでも例です。

その後、自分の収入等を記入し、1ヶ月間のP/Lに落とし込みます。

その後、1年間の貯金額を決めます。7月・12月のみボーナスのP/Lを使用。

毎月5.4万円、ボーナス時に30万円、年間1.1百万円貯金できる想定で計画を策定。

2. 実績を確認

目標が完成すると実績を入力できる欄を作成。自分が立てた目標通りに進んでいるかを可視化します。以下の例だと計画に対して趣味に3万円、交際費に1万円、食費に1万円多く使用したことが乖離要因だと考えられます。下記のように給料に対しての費用の割合、費用が増えた要因をコメントで書き記しておくと来月からの対策を立てやすいです。基本的に増減しないサブスク費用以外の項目(オレンジ網掛け)部分の更新が必要になります。

そして毎月のスコアを年間ベースに置くと以下の通りになります。

上が「実績」、下が「目標」

赤折れ線が目標、緑折れ線が実績となっており、11月時点で2.6万円のGAPある状態になっております。このように毎月目標との乖離が大きくなる前に目標に近づける必要があります。以下の例は3月に大きな出費があり累計貯蓄額が減少するも、そこからも費用を抑制し、GAPを縮めていってる良い例になります。

3. リニアマイルストーンを作成せよ

もう一つ計画を達成するコツとしては、黄色折れ線を引き、11月で達成できる計画を引くことです。すなわち12月で115万貯金するのが計画、11月で115万円貯金するというリニアで線を引いた難しい目標にチャレンジすることで赤折れ線は確実に達成する方法になります。黄色折れ線と赤折れ線の間で推移していることが理想になります。

作成にあたってのポイントとしては黄色ハイライトのように年間目標貯金額の115万を11で割ったものも作成してグラフを作成可能です。

4. 最後に

お金にゆとりがある生活を過ごすためには稼ぐよりも稼いだお金の方が重要になります。常に無駄が無いか、特に毎月固定でかかる固定費に関しては定期的に見直しが必要になります。しっかり毎年の支出が支出を上回っていることを目指し、それを達成するには前回お伝えした通り損益分岐点(収入ー支出がゼロのライン)を下げることが先決になります。本記事の表・グラフは以下のファイルからダウンロード可能です。ではまた!



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