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Jクラブでのし上がるためのスキルセットの話~情報発信力は偉大だよ~

Jクラブで13年間勤めて色んな仕事を経験しましたが、ある時を境に劇的に仕事がしやすく、そして楽しくなりました。どの会社もそうだと思いますがやはり”営業でどれだけ結果を出せるか、がその後のクラブ内でのキャリアや転職にもつながる”ので自分の場合、いかに営業で差別化をしたのか、どんな付加価値をスポンサーに提供していたかを記します。くすぶっているクラブスタッフのキャリアを考えるキッカケになれば嬉しいです。


自分のJクラブでのざっくり異動/兼務の歴史

・2009年~
 ・営業
 ・営業+ファンクラブ
 ・営業+ファンクラブ+運営(副)
・2014年~
 ・広報
 ・広報+プロモーション
・2018年~
 ・営業
 ・営業+広報
※なお当時は集客企画は全社員で考えていたため、マーケっぽいことは全社員で実施していました

広報に異動してから劇的に仕事が楽しくなった!

自分のキャリアの転換期は広報への異動がキッカケで、ここから劇的に仕事が楽しくなり、かつ、クラブへの貢献度も上がったように個人的には感じてます。具体的には以下。

<広報で得られたこと>
・メディアとの接点が出来たこと
・メディアにどんなネタを提供すれば記事化されるかが何となく分かった事
・SNS初期だったため色々立ち上げに関わる事ができたこと
・SNSリテラシーが上がり、個人のSNSでも一定の露出を担保できるようになった事

広報×営業のレアスキルの取得

この結果、こんな特殊能力を得て営業部にもどりました!

①スポンサー営業時の最後の一押しでメディア露出を追加することができる

・例:舞洲が拠点の3チームを支える唯一の企業。CRTMはなぜスポンサーに?

②既存スポンサーへのアクティベーション提案でSNSでの露出を追加することができる

・例:「ブルーの麺です」から見る、セレッソ大阪とスポンサー企業の信頼関係

※選手をもじった「ブルーの麺です」という商品名以上に、ラーメン売り切れ時「フツーの麵です」になるストーリーは社内でも大ウケでしたw

※Twitterのトレンドは当時、間違いなく作れる仕様で確かサポーターとのやりとりでその辺りを言語化していました。サポーターさん、ありがとー!

③営業部の取り組みをメディア露出してもらえる!

・ 例:大阪ダービーの冠に「CRTM」 C大阪の新たな挑戦

④個人アカウントでスポンサー露出しまくる!(公式アカではスポンサー権益の一つなのでできないため)

スポンサー企業の契約理由はそれぞれですが、メディア/SNS露出による認知向上を喜ばないスポンサーはいないので、この切り口は良かったです。

懸念点としてクラブによっては広報と営業が完全に縦割りで勝手に取材を請けたり、広報の窓口を飛ばして自分が窓口になったりすると越権行為になって迷惑かけるのでご注意を。この辺り当時の広報課長がよくしてくれて自分は助かりました!

クラブスタッフである程度、上を目指すなら営業で結果を残すことが近道の一つだと思うので、他のクラブスタッフとの差別化として、自分の場合は「メディアネットワーク」と「SNSリテラシーの高さ」を武器としてました。なので、広報からの営業の異動、営業からの広報の異動は個人的にすごくおすすめなので、キャリアを考えるときの参考にしてみてください。

なお個人的には営業×広報に更にマーケを加えてドラクエでいうバトルマスターを目指したかったのと”営業先が地域で、スポンサー獲得もできるし、メディア露出もできる、更に集客にも貢献できるJクラブ最強の部署、ホームタウングループ”への異動を数年懇願しておりましたが叶わずでした。残念!

ここまで読んだスポーツビジネス関係者の方はぜひ「スキ」を押してってください!

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