コップの水を飲まないようにすること

俺は映画そのものを見たことないんですが、あちこちに引用されてる、映画「マルサの女」の一幕。

花村 「社長、僕今32万の月給取りだけどねぇ、一つだけあんたに聞きたいことがあるの。」

権藤 「なんだ。」

花村 「どうしたらあんたみたいに金つくれるのか。これ是非聞かせて欲しいな。」

本棚から何も出てこず・・・

権藤 「で? 何が知りたいって?」

花村 「どうしたら金たまるか、でももう良いよ。」

権藤 「いや・・・、せっかくだから教えてあげるよ金貯めようと思ったらね、花村さん。使わないことだよ。あんたは葬式が

ありゃ一万、結婚式がありゃ2万と出すでしょう。そんなもの出してたら金は残らない。100万あったって使えば残らない。

10万しかなくても使わなければまるまる10万残るんだからねぇ。あんた、今・・・、ポタポタ落ちてくる水の下にコップ置いて、

水、貯めてるとするわねぇ。あんた・・・喉が渇いたからってまだ半分しかたまってないのに飲んじゃうだろ? これ最低だね。

なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって・・・、溢れて・・・たれてくるヤツ・・・

これをっ舐めて。我慢するの。そうすりゃコップいっぱいの水は・・・」


俺はこれと真逆のことをいつもしてたんだなぁと。。。

半分もたまらないうちにグビグビ呑んでしまう。そして、周りには、コップに水が溜まって溢れてさらに下に受けてる枡からも水が溢れてる状態を自分の平常能力だとアピールしてしまっているんですよね。。。

これじゃぁいけない。

本当に、コップから溢れてくる水で十分満足できるように、まずはしっかり貯めていかないと。。。

まぁ、それができてりゃ今頃もがいてもないんですが。

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