さて、京アニを契機にアニメを本格的に観るようになったのですが、そのときに利用したのが、前回も少し触れたｄアニメストア様。

月額440円で膨大な数の作品があります。びっくりします。dアニ様は神です。いや本当に「これから色んなアニメ作品を観たい」と思っている人間にはもってこいの太っ腹サービスなんですよね。

そんな膨大なラインナップからチョイスしたのが、以前から気になっていたラブライブ！

キャラクターは「矢澤にこ」くらいしか知らなかったし、声優さんに至っては一人も知らなかったのですが、ラブライブが社会現象化してμ's（劇中のアイドルグループ）が紅白に出ていたことは知っていましたから、気にはなっていたのですが、まともにアニメを観るのはこれが初めて。するとこれがけっこう面白い。仲間同士の友情や喧嘩、ライバル達を倒してのし上がっていく…みたいな昭和っぽいストーリー。脚本の花田十輝先生がこういうのを好きみたいですね。後で知ったのですが「響け！ユーフォニアム」の脚本も花田先生だったんですね。

で、μ'sのベストがサブスクにあったので、「ちょいと聴いてみるか」という感じで手を出したのですが、これが思わずはまってしまって。楽曲がバラエティに富んでいて質も高い。単なるアイドルソングの枠からは完全にはみ出している！特にびっくりしたのは「Wonderful Rush」という曲で、こんな曲ロックをはじめどんなジャンルの音楽を探してもないのではと思っています。

もちろん他の楽曲も素晴らしく、繰り返し聴いて、メロディーを覚えるくらいになっていたのですが、そこでハッと思いつきました。「え…これおれ、ライブ行けるんじゃね？」

アイドルオタクの皆さんが光る棒を持ち寄り、コンサート会場で独特なフリやコールで楽しんでらっしゃるのは聞き及んでいたのですが、自分はああいう世界には一生無縁だと思っていました。しかし今、μ'sの主要曲はだいたい把握し、サビを歌えるおれならば、ライブに行っても許されるのでは…？という気になってきたんですよ。

で、μ'sはすでに解散していたことは知っていましたが、調べてみたら「ラブライブフェス」というのが2020年1月に開催されるとのことで、気づいたらチケットの申し込み締切りの3日くらい前だったという状況だったんです。で、申し込んでみたらチケットご用意されてしまい、実際さいたまスーパーアリーナまで見に行くという顛末があったのですが、アニメの話からはそれるので、これくらいで。