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[雑記]私がアニメを見るようになった経緯1

「おじさんがアニメ見る経緯とか知らんがな」と思われると思いますが、なんか書きたいので許して。

もともと我々の世代では「アニメは子どもが見るもの」という風潮が支配的で。大学生の時に「風の谷のナウシカ」が周りで評価され出したのをきっかけに、その後の子育て期に至るまでジブリ作品には一目置くみたいな調子で、高校の時はファースト・ガンダムとか、それ以前はヤマトとか、まあメジャーなものは見ていたけど、それ以外は…という感じでしたね。

いわゆる「アニメオタク」の方々が見るようなアニメについては一切知らないし見る気もないという感じでした。自分とは無縁の世界と考えており、まあ単純にそういうオタクの方々に偏見があったのです。とはいえ、2000年代にネットばかり見るようになってからは有名なアニメはちょくちょく見るようにはなってました。まどマギとかね。

そんな中、2019年のゴールデンウィークに時間ができて、かねてより気になっていた「響け!ユーフォニアム」の劇場版を「えい」という感じで観に行ったのです。

テレビ版は一切未見の状態でいきなり劇場版を観たのですが、これが大正解で大変おもしろく、その後dアニメストアで1期2期を走破し、もう一度劇場版を観ることとなりました。

長女が高校生の時に「けいおん!」が大ヒットしていて、一応観たのですが当時はそのおもしろさが理解できず、「うーん、もっとこう演奏がうまくなって大会を勝ち上がっていくとか、そういうストーリーがほしい」と昭和脳のわたしなどは考えていたのですが、その物足りなさを補って余りある熱い展開!そしてこの作品をきっかけとしてアニメーションの表現や技法が、とんでもなく高いレベルに達していることを知り、興味を持った次第です。

ちなみにこの「ユーフォ」好きが高じていわゆる「聖地巡礼」をやりに2019年7月15日に宇治市まで出掛けて行ったのですが、その3日後に京アニ放火事件が起こり、これには大変ショックを受けました。犯人は翌16日には宇治を歩いていましたから、けっこうニアミスで。京都アニメーションに興味を持ち始めた矢先の惨劇に、何とも言えない気持ちになったのを覚えています。

京都アニメーションの作品は、この後「たまこまーけっと」「たまこラブストーリー」「中二病でも恋がしたい」「リズと青い鳥」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などを鑑賞したんですがいずれも素晴らしく、京アニがアニメに決定的にはまる契機になったのは間違いないところです。(続く)



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