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愛が大きすぎて、ツイートほぼ死ぬ問題

ツイートしようって思ってTwitter開いた瞬間に、「ルイ・ヴィトンのLINEスタンプが登場!」というプロモツイートが目に入り、を何をつぶやこうとしていたのか忘れました。そんな1日。

仕方なく、下書きを開いてみて、

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ツイートしそびれていた下書きが100個くらいありました。

今回は、なんでこんな状態になってしまうかを考えていきたいと思います。思いつきなので、粒度はバラバラです。

その1:全力で語りたくなってしまうから

たぶんこれが最もありがちなパターン。

私がツイートしようと思う動機は、自分の心が動いた物事を、理由とともに誰かに知ってもらいたいっていうのが多いのです。刺さった記事とか、おいしかったアイスとか、感動した映画とかマンガとか…。

簡潔に「神!」とか「最高かよ」みたいに、一言で表現するのも好きなんです。でも、理由まであればこそ説得力が生まれるし、やっぱり推しについてはあれこれ語りたくなるじゃないですか!

そうなると、まずメモ帳アプリに字数を気にせず書き出して、そこから削ったり分割して連投ツイートにしたり…。時間かかるなと思って、ひとまず下書き保存。迷走した結果、最悪の場合、タイミングを逃して死に至ります。

その2:投稿内容にこだわりだしちゃうから

文章を扱う仕事柄、なんかうまいこと言いたいとか、新しい情報盛り込みたいとかってスイッチが入りがち。一応、Twitterは本名でやっていて、半分お仕事アカウントでもあるので、余計にこの意識は強いかも。そして、タイミングを逃して死にます。

その3:あれこれ調べちゃうから

これも仕事柄ですが、裏取りしだすと地獄。まぁ、そこまで大げさな話じゃなくても、1つ検索して、関連ワードを数珠つなぎに見ていくのって超楽しいじゃないですか。ツイートするというゴールをすっかり忘れ去ったまま、調べ物にふけることもしばしば。そのままタイミングを逃して死にます。

その4:スベると申し訳ないから

せっかくツイートするなら、そりゃいろんな人に反応してもらたほうが嬉しいですよね。

それに加えて、もし自分のツイートがスベったら、紹介したもの自体が巻き込みでスベった感じに見えないかな…と不安。お笑いでたまにある構図。そんなこんなで投稿するか迷ってタイミングを逃して死にます。

その5:同業者、めっちゃ見てるから

特にウェブの記事をシェアするときは、作り手がお知り合いだったりするので、めっちゃくちゃ真剣に文言を考え込んでしまうことが多いです。なぜなら、みなさんエゴサの鬼。めっちゃ見てる。マリア様よりもみてる。直接ご本人の目に触れる可能性があるとなれば、余計に気合いが入るものです。

正解は「そんなにお前個人のツイートに影響力はないし、誰も気にしてないよ」なのですが、自意識をこじらせきっているため、やはりタイミングを逃して死にます。

その6:身内びいき的な偏りが心配だから

これ、BuzzFeedに入ってから地味に一番悩んだやつです。

社内だから直接顔を合わせるという点で、その5の側面もあるんですよね。実際、自分の書いた記事の感想をTwitterやら直接やらいただく機会もありました。

コンテンツとして一つひとつ「すごいな」と思って読んでるんですけど、やっぱり興味範囲、よくシェアするジャンルってなんとなくでも存在してます。そうなると、「自分のいるメディアの記事ばかり!」どころか「あの人の記事ばっかりシェアしよってからに〜!」って社内で思われないか、気になってもうダメ…自意識過剰でタイミングを逃して死にます。つらい。

その7:もう全ユーザーが閲覧済みな気がするから

トレンドに入ってるものによくあるケース。

さすが、いろんな人がツイートするだけあって、めちゃくちゃおもしろいコンテンツだったり何か言いたくなるものだったりします。

でも、すでに結構拡散されてると、なんかもう素晴らしいコメントだらけだし、「ここまで広まってたら、少なくとも私のフォロワーさんの範囲はもう全員見てるか…」みたいな気持ちになって、書いたコメントもガーッと消して死にます。もはや下書きすら残らないで死にます。

結論:もうシンプルにRTしよう。

下書きの中で死んでしまったツイートを見ていて、「やっぱり、これいいよなぁ…つぶやいときゃよかったなぁ…」という気持ちになりました。

そんな後悔をするくらいなら「どうせ私なんて“リツイートは表示しない”なんだ…」とか考えずに、積極的にサクッとRTしていく方針に切り替えるのが吉かも。出さないより出したほうがスッキリするし、本当に愛があるなら、自意識こじらせてる場合じゃないやって話でした。

それでは、またの日まで。

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