小売再生を読んでいて

小売再生(ダグ・スティーブンス著)をもうすぐ読み終えます。
支所内で管理職分として人数分販売していたのが何故か余っていて(買わない管理職がいたらしい)、上司が「買わない?」と言うので買った一冊。

近年のAmazonやAlibabaに代表されるeコマースの急速な台頭。
飛躍的な技術の進歩による小売・消費構造の変化。

後半になると変化していく時代において小売店が生き残る為の指針が示されてきますが、前半だけ読むと実店舗の小売業界者は絶望的になりそう。
読み進めて良かった(汗)

しかし前半を読んでいて思ったのが、空想の世界に現実が追いついて来たなという印象。
小説やマンガ等で以前から描かれていた事が現実になりつつある。

買い物はネットで完結し、触感や香りまでもがその場に無いのに感じる事が出来る様になる。

私は理系サッパリなので専門的な事は分かりませんが、ショッピングに限らず、このまま技術革新が進めばどうなるのか?

人生100年時代と言われていますが、寿命は更に延びるかもしれない。不老不死もあり得るかもしれない。

サイボーグ時代が来るかもしれない。
脳だけで生きる時代になるかもしれない。
脳さえ機械化され、人格・記憶もネットワーク上に保存されて、ある意味不老不死になるかもしれない。

更には物質すら捨て去り、精神のみの存在(あるのか、そんな存在?)になるかもしれない。

大きな夢や目標として不老不死に憧れ、そうなりたいという人もいるかと思います。
でも永遠に生きられる様になったら、人は人生を楽しめるのでしょうか?
熱い情熱や輝く夢を持ち続けられるのでしょうか?

という疑問を投げ掛けた物語も多数既に世に出ています。
結局はそうなってみないとどうなるか、どう思うかは分からないと思います。

ただ、活躍されている方の本などで見ると、
『今』を懸命に生きるという方が凄く多いです。
人生が有限だからこそ、懸命になれるという事はあると思います。

皆さんはどう思われるのか、興味深いです。
私は100年でも長いと思っているクチなので、永遠はノーサンキューです(汗)

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