見出し画像

《前編》15年前の引っ越し 2006年5月 大阪→中国吉林 🚚🚚🚚

15年前の5月の記録です。初の海外生活、4月から実質居住してましたが、5月から正式居住で手続き開始、でした。

古い記録ゆえ、今では制度、手続き、とも全く変わってしまっているはず、どうかご了承のほどお願い申し上げます😲。

2006年5月4日の記録「転出手続き」

海外へ引越しするため、
先日、転出届けを出してきました。これで住民票が抹消となり国内では住所不定。
納税も次の期間からは居住国で行うことになります。

ところで、海外への転出届けは、かなりカンタン。

国内の転居の時に市役所に出している
転出届の転出先に○○国 と記入するだけです。
とくにエビデンスも必要とされず、「悪用されるのでは?」と心配になりましたが、出国や相手国の入国、納税などのデータとあとでつき合わせるのかも
知れません。


2006年5月5日の記録「荷造り」

まもなく、中国に引っ越す為、今日は、手持ちでいくかばんに荷物を詰め込んでいます。

預け荷物の限度は30Kg。ヘルスメーターに乗っけて確認しながらやってます。

ちなみに、預けられる荷物の重さについては、
JALの場合は、
米国などの路線とそれ以外で
違っているようですが、
中国路線は
ファースト40Kg、ビジネス30Kg、
エコノミー20Kgとのことです。
この重さ以内なら2個でも3個でもよいという風に解釈できます。規定の重さを超えると超過料金を払わなければならないようです。

私の場合は、北京から長春への国内移動もあるのですが、今回は、乗り継ぎサービスがあり、荷物は国際線の基準のまま、預かってもらえるようです。

2006年5月6日の記録「カメラはどうしよう?」

引越しで、カードリーダーなどもかばんに詰め込んでしまったので、しばらく、写真なし、になっています。

ところで、今回の引越しでは、カメラは・・・?

重いこともあり、持っていくのはやめました。

仕事でも写真をつかったりするので、デジカメがあるとよいのですが、引越しにあたり、必要なものをいろいろ買っていくと、ついに資金が底をついてきて、新規購入を控えることにしました。

【国内自宅に残していくカメラ】
 ・デジカメ FUJI FINPIX4800Z
 ・コンパクトカメラ 京セラ T-Zoom
   (フィルム)

フィルムカメラを持っていこうとも思ったのですが、どこで現像やるのか、言葉ができない今は不安だったり、データを使いたい時に、スキャンしたり、CD化してもらうのが面倒、など、いろいろ問題があります。

結局、当面は、携帯のカメラで乗り切り、しばらく様子を見た上で、現地でのデジカメ購入を検討することにしました。
(でも、中国からわざわざ日本でデジカメを
 買いに来る人があるとよく聞きますが、
 その逆をやるので、ちょっと不安が・・・)

【当面 引越し先の中国で使う
 カメラ(?   実は携帯電話)】
 ・カメラ専用  シャープV603SH
   (携帯をグローバルタイプに
    買い換えたので、
    今は、電話帳兼カメラ)
    メディアはSDカード(256MB)

 ・携帯兼カメラ シャープV703SH
    メディアはminiSD(256)

ちなみに、最近の記事はほとんど、これらの携帯たちが撮影した写真をカードリーダーでPCに入れて加工したものを使っています。

2006年5月9日の記録「引っ越し先に到着」

5月7日夜に吉林市に到着。
北京上空が混んでいるらしく、関西国際空港10:00発の飛行機が滑走路を飛び立ったのは10:43、北京国際空港発長春行き15:30発の飛行機が飛び立ったのは16:00ごろ、と、席に座ってから飛び立つまでにも時間がかかってしまいました。



住居が決まるまでの仮の宿は、吉林 世紀大飯店 です。世紀大飯店の前には、テレビ局があります。


   ※下記マップ、クリッカブル試作品
    あります




2006年5月13日の記録「自炊は、まだできず」

5月初めに中国 吉林市に引越してきましたが、
ホテルに仮住まいの引越しで、まだ、自炊環境が整いません。

当然、外食に頼ることになります。

最近の食費というと、
某日 鉄板焼きを少々・・・50元弱/人

某日 雲南風の米のうどん・・・8元弱/人

某日 焼肉・・・70元程度/人

と、ちょっと高めの日も混じっています。



健康のため、メニューの内容には気をつけたいと思います。

2006年5月13日の記録「朝食」

しばらくの間、ホテル暮らしです。朝食は、ホテルのバイキング(ビュッフェ)。

バイキングだからといって食べ過ぎないように気をつけないといけません。オレンジジュースを1、2杯。おかずは、調理した地方野菜、ベーコンを1、2枚。時々、卵とトマトを混ぜて茹で炒りしたものも皿にとります。



主食は、肉まん2、3個、または、炒飯、または、
白いご飯と味噌汁。



ブラックコーヒーを2、3杯。
こういう感じで朝食を、6時から7時ごろに摂っています。

外向きの朝食代はたぶん48元(1元=15元くらい)と思いますので、ホテルなりに結構高い、と思います。

2006年5月14日の記録「散歩」

運動不足解消のため、買い物を兼ねて散歩してみました。

まず、タクシーで6元(1元=15円)の距離(たぶん4Kmくらい)のスーパーマーケット(大福源)へ。
(町の真中、駅の南)

ペットボトルのお茶、飴ちゃん、ピーナツを18元くらいで買う。

その後、町を歩いて、デパート(百貨大楼)、地下のスーパー、電影劇場と電脳城のビル、を見て回る。


昼食と買い物のため、河南街へ移動。
本屋で、職場の同僚のために市内の地図(5元)を購入。




その後、町を南下し、市内を流れる大きな川「松花江」の河畔に。



河畔を歩き、大きな橋を渡り、大きな公園「世紀公園」の横を過ぎて、家の飾りに使う大きなつぼを売っている、露天の市場をひやかし、ホテルまで帰ってきました。

片道の距離は50分くらいだったでしょうか?
ゆっくり歩いたので、たいした運動量ではないですが、運動しないよりは良いと思います。

2006年5月20日の記録「中国語」

中国に住み始めて2週間、中国語はほとんどできません。

転勤にあたり、会社で語学講座を設定してもらったのですが、事前の出張続きやら、事前のプロジェクト打合せやらで、講座に出席できたのは、通算10時間弱。

教材のCDを聞いたり、本を買ったり、もしましたが、発音になかなか慣れることができません。教えてもらってもすぐ忘れます。

少しずつ覚えていき、中国の方と中国語で会話できるようになりたいと思います。

中国に来たことは少ないながらあるので、環境や文化は少しずつわかってきました。
  中国訪問1回目:
   プライベートで団体旅行(北京、天津)

  中国訪問2回目:
   プライベートで団体旅行(北京、天津)
   2回目帰る間際にパスポート紛失事件!

  中国訪問3回目:
   仕事で、天津、長春、吉林 に

  中国訪問4回目:
   仕事で、江蘇省、安徽省 に

  中国訪問5回目:
   仕事で、吉林 に

  中国訪問6回目:
   このたびの 吉林市 赴任

でも、日本国内でも同じですが、旅行と住んでみるのとはかかわりの深さが違うと思います。
生活の中で言葉を覚えられるよう、今は、中国のテレビ放送を見たり、職場の中国人の方に、「これは何というか」を聞いたりして、単語を覚えていっています。
以前、鹿児島に住んだときも、生活の中で、少しずつ言葉を覚え、ついに、九州の西側の言葉は、
結構聞き取れるようになりました。
(鹿児島では、
 最初の3ヶ月、
 職場の会議の言葉も
 理解不能、
 取引先でも、
 何を言っているのか、
 ほとんどわかりません
 でした)

今のところ、覚えた言葉は、
 ニイハオ(こんにちは)、
 ザオシャンハオ(おはよう)、
 ワンシャンハオ(こんばんは)、
 シエシエ(ありがとう)、
 プクーチ、プヨンシエ(どういたしまして)
 トゥーシャオチエン(いくら?)、
 クイ(それでもいい、できます)、
など。
カンタンな言葉から、口に出せるよう、聞き取れるよう、努めていきたいです。

2006年5月28日の記録「銀行口座」

中国に住むことになり、銀行口座の開設が必要となりました。

銀行口座の開設は、同じ銀行でも支店によって方法が違うようなので、
(担当者によって精通度合いが違う?)
一つの支店でできないからとあきらめず、いくつか、支店や銀行を回ってみるほうがよいようです。

給与は外貨で日本から中国に送金されてくる部分もありまして、そのため、外貨と人民元を扱える銀行口座の開設が必要となりました。

某銀行A分行:
 開設には13ドルを要することが必要。
 通帳は、外貨と人民元の2冊になる。

同じ銀行のBサブブランチ:
 開設には、1元と、
 キャッシュカードの発行手数料10元の
 合計11元が必要。
 通帳は1冊で、外貨も人民元も扱える。

ということで、Bサブブランチで開設しました。

開設には、パスポート原本の提示と、パスポートコピー1部、携帯電話番号が必要で、暗証番号は6桁。手続き中、何度も暗証番号の入力を窓口のキーボードで行います。



銀行の営業時間は、会社によって違いますが、

某銀行は平日8:30-17:00
 土曜日(もしかすると日曜も)9:00-16:30

また、別の銀行は夏季以外9:00-17:00
      夏季8:00-17:00

だったと思います。
日曜も営業している所が多く、ATMも24時間(24小時)営業だったりします。
(銀行窓口の営業時間は、
 今度、よく見ておきます)

2006年5月28日の記録「コンビニ」


現在の仮住まい、ホテルから歩いて、買い物に・・・。



小さなお店が徒歩5分くらいのところにあります。
名前は「超市(スーパーマーケット)」ですが、陳列棚が6列の小さなコンビニです。

営業時間が長く、朝6時30分から深夜2時までやってるとドアに表示してあります。

通りは、メインの通りと交差する道路で、
人通り、車どおりは結構多いです。




で、何を買ったかとゆーと、水 2L 2.5元



ノート6元



罫線のないレポート用紙2元



でした。


5月の引っ越し記録はここまで、でございます。では、また!

↓後編で~す↓